マーケティング編①では、「自分だけのセールスポイントを見つけよう」「ありのままの自分を認めてもらえる場所を探そう」ということをお伝えしました。
あなたが「無理しなくてもできること」や「あなたの見た目や雰囲気が人に与える印象」など、あなただけのセールスポイントは見つかりましたか? また、それを活かせる場所は見つかりましたか?
今回の記事では、「私のファンになってリピートしてくれるお客様はどんな方なの? どのようにして、その人たちに見つけてもらえばいいの?」という疑問をもつ女の子たちに、ターゲットの絞り方のヒントをお伝えします。
万人受けじゃ、ダメですか?
まず、ターゲットを絞るとどんなメリットがあるのか? そして、何のためにターゲットを絞るのか?について考えてみましょう。
「ターゲットを絞りましょう!」と私が言うと、「万人受けするプロフィール(キャラ設定)のほうが、たくさんのお客様に来ていただけるのではないでしょうか?」という質問や意見をいただくことがあります。
確かに、「男性に好まれやすいプロフィールを作る」という視点で考えると、万人受けする言葉を並べるほうがいいのかもしれません。しかし、万人受けしようと思うと、本来の自分とは違う言動をしたり、無理してキャラを作ったりする必要が生じてしまいます。もし、お客様が偽りの自分を好きになってくれたとしても、それを演じ続けることに少しずつ疲れてしまうのではないでしょうか?
そこで、自分を好きになってくれそうな男性にターゲットを絞ることをお勧めします。この方法で、得られるメリットはふたつ。
ひとつめは、あなたが自分らしく接客をしているだけで、お客様がリピートする確率が上がるということ。
ふたつめは、お客様が好みの女の子を見つけやすいということです。
自分が無理なく働けるために、そしてお客様が好みの女の子と理想のプレイをできるために、ターゲットを絞ることが大切になってきます。
キャラを演じないほうがいいんです!
つぎに、ターゲットを絞るときに間違えてはいけない順番についてお伝えします。
一番大切なのは、前回の記事でお伝えした「自分のセールスポイント」を知ること。それがわかってから、ありのままの自分を気に入ってくださる男性を探すという順番を間違えないでくださいね。
これが逆になってしまうと、「こんなお客様に好かれたいから、こういう振る舞いをしなければ……」というように、自分らしさを消してキャラを演じなければいけなくなってしまいます。
このようにお伝えしても、「でもお客様は神様だから、お客様に合わせなきゃダメなんじゃないの?」と考える女の子がいらっしゃると思います。そこで、私が主催した講習会を受講してくれた「人気嬢さん」のお話をしたいと思います。
人気嬢さんは、勉強熱心で明るい女の子が多いです。また、「自分」をしっかりもっていて芯が強く、自然体でお仕事を楽しんでいるという共通点があります。お客様にこびたり嘘をついたりしないので、心が苦しくなって続けられなくなることがないようです。
私が目標として掲げている「自分らしく無理せず、お客様も自分も楽しい時間を過ごせる接客」をしていれば、彼女たちのような人気嬢になることは夢ではありません。
ターゲットの絞りかた
では、実際にどのようにターゲットを絞っていけばいいのかについて、例を挙げて説明します。
ひとつめは、自分の性格からターゲットを絞る方法です。自分がどんな人と一緒にいると居心地がいいか?について考えてみましょう。
私の場合、姉御肌で世話好きな性格なので、おっとりしている人や甘え上手な人と一緒にいると、お互いに居心地がいいと感じます。また、自分と同じように、まじめでしっかりしていると周りに思われている方と話をする時も、話が合って楽しいと思います。このように、普段の人付き合いで、自分が無理せずに付き合えるタイプの人をターゲットにすると、あなたもお客様も楽しい時間を過ごすことができるでしょう。
ふたつめは、「あなたが意図したわけではないのに、こんな人に気に入ってもらうことが多い」というパターンからターゲットを絞る方法です。あなたは、なぜか年上の人にかわいがってもらうことが多い、なぜかこんな性格の友達が多い、というようなことはありませんか?
私の場合、よく来てくださるお客様の中に、なぜか社長さんや自営業の方が多く、年上の男性に好かれることが多いです。また、講習を受講してくれる女の子を思い浮かべてみると、まじめで頑張り屋の方が多いように感じます。
ですから、写メ日記や、風俗で働く女の子向けのブログを書くときには、その方々が喜びそうな写真や内容を選ぶようにしています。
お客様は好みの女の子を探しています
風俗で遊ぶ男性のほとんどは、いろんな女の子と遊びたいと思っているので、プロフィール写真や写メ日記を見て、常に好みの女の子を探しています。
お客様に、あなたの存在を知っていただくために写メ日記があります。写メ日記は、お店に例えると「看板」や「チラシ」のようなものです。あなたのことを気に入ってくれる可能性が高いターゲット層に届くよう、書き方や見せ方を考えることが大切です。
マーケティング編②では、ターゲットを絞るときの注意点と具体的なやり方についてお伝えしました。
次回は「写メ日記の書き方でリピートと口コミを増やすテクニック!」をお届けします。