こんにちは、脱がない・舐めない・触られない、3ない風俗嬢で講師のあかねです。
私が講師のお仕事をはじめて3年になるのですが、実技講習で・セミナーで・TwitterやLINEなどのオンラインで、たくさんの風俗嬢さんたちとやりとりをしてきました。
講習を受講してくれた女の子のなかには、お店だけでなくグループ全体でナンバーワンという女の子もいましたし、逆に、何回受講してもお店や業種を変えても、全然お仕事が入らない女の子もいました。
<グループナンバーワンの女の子と全然お仕事が入らない女の子>と聞いて、あなたはどんな女の子を想像しますか?
たぶん、ナンバーワンの女の子はスタイルがよくて可愛い女の子で、お仕事が入らない女の子はぽっちゃりしていておとなしい女の子……を想像されるのではないでしょうか?
実は、全然そんなことないんです。
顔が可愛くてスタイルもよくてノリもいいのに、全然お仕事が入らない女の子もいるし、見た目は地味でおとなしいのに、お店でナンバーワンの女の子もいるんです。
「顔やスタイルと指名の本数は関係ない!?」
「じゃあ、どうしたら指名が増えるの?」
「なにをがんばればいいの?」
と思ったあなたのために、この記事では、人気嬢が必ず持っている『視点』と、必ずやっている『3つのこと』をお伝えします。
もし、あなたが「がんばっているのに指名がとれない」と悩んでいるのであれば、なにかしらのヒントになれば嬉しいです。
売れてる女の子、どこに行っても売れない女の子
セミナーの冒頭でこの話をすると嫌がられるんですが、私、少し話をしただけで、その子が人気嬢になるかどうかがわかるんです。メールやLINEのやり取りだけでわかるときもあります。なぜ、少し話をしただけでわかるのだと思いますか?
最初はなんとなくわかる……という感覚的なものでした。でも最近になって、人気嬢さんが必ず持っているある『視点』に気づいてからは、かなりの確率で当たるようになりました。
人気嬢さんが必ずもっているある視点とは、『相手のことを想う気持ち』です。
『相手のことを想う気持ち』を持った女の子と話をしていると、「自分がこんなことを言ったら、相手はどう思うのかな? ちゃんと伝わるかな? 不快な思いをさせないかな?」という配慮が、言葉や態度から伝わってきます。
メールのやりとりをしているときも同じです。話してすぐにわかる、もしくはメールのやりとりだけでわかるような女の子のほとんどはすでに人気嬢さんですが、もし、お会いしたときにはあまり人気がなかったとしても、1回講習を受講しただけで、成績がグーンと伸びることが多いです。
逆に、何回講習を受講しても、どのお店に行っても売れない女の子から感じられるのは、『相手のことを想う気持ち』ではなく、自分の都合よく物事をすすめたいという気持ちです。こういう女の子は、自分の話ばかりしています。そして、相手がどう感じているか? 話が伝わっているのか? ということはあまり考えていない、いわゆる空気が読めない女の子です。
おもてなしの3原則とは?
では、『相手のことを想う気持ち』を持った人気嬢さんと、空気が読めなくてどこに行っても売れない女の子の違いはなんでしょうか?
人気嬢さんが必ずやっているのは、【よく見る・よく聞く・考える】という、おもてなしの3原則。
相手の表情や動きをよく見て、相手の話をよく聞いて、どうすれば相手が喜んでくれるかを自分で考えているのです。心の矢印が相手に向いている状態なので、一緒にいると居心地がよく、気持ちよく話す事ができます。
一方、どこに行っても売れない女の子の心の矢印は、自分のほうを向いています。「できればこのプレイはやりたくない、自分に合わせてほしい、自分のタイミングでやりたい」という調子なので、一緒にいると気をつかいますし、相手は居心地が悪く感じます。
ここまで読んでみて、自分はどちらのタイプだと思いますか? 『相手を想う気持ち』を持っていますか? 自分の事ばかり考えていて、相手に合わせてもらいたいと思っていませんか?
勘違いのおもてなしをしていませんか?
お客様をおもてなしすることが大事……ということは、人気嬢さんだけではなく、風俗嬢だったら誰でも知っている常識です。きっと、今これを読んでくれているあなたも、お客様をおもてなししていると思います。
しかし、人気嬢さんたちがしている真のおもてなしと、普通の風俗嬢さんたちがしているおもてなしには、大きな差があるのです。
先ほども書いた、おもてなしの3原則を思い出してみてください。
おもてなしの3原則
- よく見る
- よく聞く
- 考える
真のおもてなしというものは、そのお客様の表情をよく見て、話をよく聞いて、どうしたら喜んでいただけるかを考えて行う、オンリーワンの接客のことをいいます。
オンリーワンの接客がイメージできるように、いくつか例を挙げてみます。
たとえば……
- 自分が王様になったような最大級のおもてなしを望むお客様には、めいっぱい丁寧な対応を。
- 友達みたいにワイワイ楽しくやりたいお客様には、思いきりリラックスしてタメ口でおしゃべりを。
- パートナーにはないテクニックを求めているお客様には、持っている技術のすべてを出した接客を。
真のおもてなしをするときは、お客様の好みや希望にあわせて対応のしかたを変えるので、同じお客様だったとしても、毎回違ったおもてなしになります。
多くの女の子がおこなっている勘違いのおもてなしの多くは、マニュアル的で、すべてのお客様に同じように対応しています。こうするとみんな喜ぶはずと決めつけていたり、その場の状況やお客様の好みにあっていないこともあります。
がんばっても指名がとれないときにやるべきこと
もし、あなたが「がんばっているのに指名がとれない」と悩んでいるとしたら、もしかしたら、勘違いのおもてなしを一生懸命がんばっていたのかもしれません。「そう言われたら、私、すべてのお客様に同じおもてなしをしていたかもしれない」と思ったかたは、次回の出勤から、おもてなしの3原則を意識してみてください。
おもてなしの3原則
- よく見る
- よく聞く
- 考える
真のおもてなしをしてもらうと、お客様は、自分のことを尊重してもらった喜びを感じます。また、受け入れてもらったことで心が満たされ、あなたに対して優しく接してくれるようになります。
ここまで読んでみて、「やっているつもりなんだけど指名が増えないのはなぜ?」「私のやりかたじゃダメなのかな?」と疑問に思ったかたもいらっしゃるかもしれません。
そこで次回の記事では、より具体的な例を挙げて、マニュアル的な『勘違いのおもてなし』と、心からの『真のおもてなし』の違いを説明しようと思います。
次回の記事までに、【よく見る・よく聞く・考える】を意識して、あなたの精一杯のおもてなしで接客してみてください。そして、気づいたことがあったら、お客様ノート(接客メモ)に記入しておいてくださいね。