皆さん、こんにちは! みすずです。
「次の仕事はどうやって探したのか?」
やはり皆さん、一番気になるところが仕事だと思います。
風俗を辞めて次に何をするのか。悩みますよね。
しかも風俗歴が長いほど、履歴書に空白ができる。
この空白の理由を面接で何て言うか。そこもポイントだと思います。
私には2年間の空白があったので、面接では「花嫁修業のため」として当時付き合っていた彼に、「仕事は辞めてほしいと言われ、仕事をすることができなった」ということにしました。
ほかにも理由ならいろいろあると思うので、ぶっちゃけ何でもいいと思います(笑)。
あまりマイナスなことではなく、
どうしようもなかったという理由であれば、面接の際さほど支障はないと思いました!
私は、風俗をする前にメイク関係の仕事をしていたため、今回も美容系の仕事を選びました。
美容関係の仕事はどんな職種でも人の入れ替わりが激しく、常に人が足りていないところが多いです。だから、比較的就職しやすい業種ではないかなと思います☆
金銭感覚をとり戻すために私が行ったこと
前回記事「卒業に向けて行ったこと」で書いたとおり、私の貯金額は100万円でした。
風俗の仕事を卒業して、田舎に引っ越した際、かかった費用は
初期費用 12万円
飛行機代や移動費 3万円
車 30万円 (田舎なので、車がないと移動ができず買いました)
合計で約55万円だと思います!
私の場合、かなり遠いところに引っ越したので、このようなお金がかかっていますが、
実際、風俗の仕事を卒業したからといってお金がかかることはあまりないと思います。
それよりも重要なことは、金銭感覚をいかに戻していくかですね。
私は辞めてから服も靴も買っていませんし、ご飯はすべて自炊です。
現在、月にかかる生活費は、家賃を含めて5万円ほどです。今の給料は14万円なので生活に苦労はしていません♪
田舎は物価が安いですし、食べ物が新鮮なので何を食べてもおいしい!
本当に幸せだなあと思います☆
心が豊かになることで、人にやさしくなれた
現役の時は、とにかく「お金お金お金、少し男」って感じでした(笑)。
もう欲まみれ!!!
どうにか自分の欲を満たしたくても満たされなくて、どうしていいかわからなくて、さまよっていました。
当時、風俗に対しての情熱はありましたが、ほかにやりたいことがなく、今後ずっと風俗をやっていきたいけど、世間体を気にする気持ちもありました。
その寂しさや、どうしようもない気持ちを男の人にぶつけていました。
「こんな私を救ってよ」「こんな私かわいそうでしょ」と言わんばかりに、男の人に心のよりどころを求めていたのです。かまってちゃんですね(笑)。
でも結果として、男の人では私にとっての心のよりどころにはなりませんでした。
男の人に逃げたって現状は変わりませんし、何の解決にもならなかった。
一歩踏み出そうと思ったら頼れるのはやっぱり自分しかいません。
自分自身を強くしていくしかないのです。
今は今後やりたいことがたくさんありますし、仕事をとても楽しくしています。
毎日がこんなにも楽しいと心が満たされることを知りました。
心が満たされると余裕がもてます。人にやさしくできますし、思いやりがもてます。
そして、あらゆる人に感謝することの大切さも知りました。
現役の時の私は余裕がなく、いつも自分のことばかりでした。
最近、久しぶりに地元に帰った時に
「何だか前より豊かさがあるね!! うらやましいな」と友人に言われました(笑)。
久々に会った風俗店の店長には、「何だか悪いものがとれたというか、スッキリしましたね!」と言われました。
現役の時とは180度違う私に、皆驚いていましたね。
悩める女の子たちのカウンセラーを目指して
今後は、もっと自分自身の性格を改善していきたいですし、今の仕事も頑張っていきたいです。
特に技術職なので、その道のプロフェッショナルに一日でも早くなるため、毎日練習に励んでます。
また、ゆくゆくは風俗で働く女の子たちの心のケアをしていきたいと思っています。
私自身がたくさんしてきた経験からアドバイスをし、風俗を辞めた後、どうしていけばいいのかなど、さまざまな相談に乗れるカウンセラーを目指したいです。
「風俗を辞めたいけど辞めれない」
という女の子って多いのでは!?と思います。
私は何年もそのことで悩んできましたし、辞めようと思っても、出戻ったことが何回もあります。
風俗を始めることは簡単ですが、辞めることは難しいのではないかと思います。
そして、良心的な風俗店が増えることを願ってやみません。
私が2年間働いていたお店は、本当に良心的で、風俗店というよりもお昼の会社に近かったと思います。
しかし、まだまだ悪質なお店は多いようです。
一日も早くクリーンな風俗店が浸透していき、働く女の子たちが働きやすい環境作りをしていかなければならないと思います。
これからの時代、風俗が立派な仕事として確立されていくといいですよね!
その足掛かりになれるよう微力ながら精一杯、精進していきたいと思います!