風俗のお仕事をする女性にとって、リスク管理はとても大切です。
人気を得ることももちろん大事ですが、安心安全で健康な生活を過ごすことはそれ以上に大事なことではないでしょうか。アリバイ対策やお金の管理、性病検査など、今回は風俗で働く女性が特に気をつけるべきポイントをまとめました。
大丈夫? まずは基本のアリバイ対策
「周囲に隠さず言う」、という人は別として、特に働き始めは風俗での勤務を隠したい方が大半。周囲にバレずに安定してお仕事を続けていくためにはまずはアリバイ対策を決して怠らないことです。当然ですがプライベートの友だちに風俗で働いていることを絶対に話さないこと! 今は信用していても、いつどんな関係になるかわかりません。
リスクは極力回避して、どうしても誰かに話を聞いて欲しければ、同じお店の女の子と仲良くなるなり、こんな時代ですのでネットで探すなり、徹底的にプライベートと分断すべきです。
逆もしかり、お客様に本当の自分の情報は何があっても話さないこと。お客様によってはしつこく聞いてくる方もいらっしゃいます。そういった場合に備えて、住んでいる場所や本職、本名など、質問されそうなことはあらかじめ別設定を用意しておくと口を滑らせずにすみますよ。お客様に対してのアリバイ対策は、しいてはストーカー対策にもなります。危険から身を守るためにも徹底しておきましょう。
お金の管理はしっかりと!
風俗で働いていると、毎日のようにそれなりの現金を手にすることができます。だからといって湯水のごとく使っているとあとで大変なことになりますし、身バレの原因にもなってしまいます。
日払いで現金を手にしているためついつい忘れがちなことですが、月に換算したときのだいたいの収入をまず把握しておくことが大切です。風俗のお仕事も水商売と同じように収入の増減が激しいため、かきいれ時の収入をそのまま支出してしまうと、閑散期に泣きをみます。月単位、年単位でしっかり管理しておきましょう。
また病気などでやむを得ず長期休暇をしなければならないときは当然無収入になってしまいます。現金が手元にあることが盲点となりがちで、実は生活するだけギリギリの収入で貯金ゼロ! という状況は、絶対に避けなければなりません。
対策として、仕事帰りはまっすぐ銀行へ向かい、その日得た収入から所定金額を差し引いて入金をする癖をつけると、ストレスなく貯金できますよ。千円札以外は全て入金、毎回3万円入金(下回った場合は手持ちから)などのマイルールを決めておくと良いでしょう。週に数回しか出勤しない場合はこの限りではありませんが、極力一万円札はそのまま銀行へ入金することをおすすめします。
性病検査はプロとしての最低ルール!
風俗で働く全ての女性が絶対に気をつけなければならないのが、病気の管理です。風俗で働くということは、いうまでもなく一般女性よりSTD(性感染症)にかかるリスクが高くなります。
病気にかかってしまうと一定期間仕事も休まなければなりませんし、無自覚のまま仕事をすることで感染を広げてしまうことになります。またSTDに感染した状態だと、一度感染したら治らないといわれているHIVにも感染しやすくなります。最近では強い感染力を持つ梅毒が急激に増え始めているようです。STD は早期発見が大事なので、こまめな検査を強くおすすめします。
性病検査はお店側が一括で病院に検査を依頼している場合もありますが、そうでなくてもまずはお店の方に一度聞いてみると良いでしょう。風俗店御用達の婦人科はどの地域にもだいたい何か所かあるのですぐに教えてもらえると思いますし、そういった病院なら検査や治療もスムーズに受けられます。
また治療を受ける際にもいつから仕事復帰できるかなどのアドバイスを受けることが期待できます。
個人的には対面をおすすめしますが、どうしても病院に抵抗がある方や地方のデリヘル店などで近所に相談しやすい婦人科がない場合は、通販型の検査キットなどを使うのも良いでしょう。検査結果をオンラインで確認することもできますよ。
さいごに
まずは人気よりあらゆる意味で安全に生活できることが何より大事だと思います。健康でなければ働けませんし、身バレして急にお店を辞めなくてはならない状況は自分のためにもお客様のためにも避けたいものです。安心して働けるように、まずはリスク管理を怠らないようにしていきましょう。リスク管理を徹底した上で、しっかりと稼ぐことを目標にしていきましょうね。