現役風俗嬢、AV女優、セックスアドバイザーとして多方面で活躍中の今賀はるさん。
みっけStoryでも『47都道府県風俗店めぐりの旅』の出稼ぎ企画を連載しているほか、代表を務める『手コキ研究会』の潜入レポにもご登場いただいています。
そんな彼女が、新宿にある大人の隠れ家的バー・No,Whereにて「女性のためのHなお勉強会」を開催すると耳にし、行って参りました!
普段、手コキ研究会でも性に関する深い知識を披露してくれている彼女ですが、こちらではより実践的な情報を伝えていきたいとのこと。女性だけでなく男性の参加者も多数集う中、イベントはスタートしました。
真偽のほどはいかに?! 女性の体に関する都市伝説
最初の議題は「一般的に言われている女性の体についての俗説は本当か?」。いわば都市伝説とも言える俗説によって、さまざまな誤解が生じていると今賀さんは語ります。
まずは“セックスでキレイになるって本当?”というよく雑誌の特集などでも目にするフレーズについて。オーガズムに達するほど気持ちが良く、感情が爆発するようなセックスをすれば女性ホルモンが活性化してキレイになれるのかと言えば、答えはNO。実際にはそんなことは有り得ないそう。女性ホルモンのコントロールが可能なのは、ピルを含めたホルモン製剤だけとのことです。
また、今賀さんは「セックスすれば人柄がわかる」と公言する人が多いのは、セックスを世の中が特別視しすぎているからだと強く主張。確かに人柄の一部を見ることはできますが、それが決してその人の全てではないのです。
セックスは確かにコミュニケーションの一種ですが、それが最上級に位置すると思うのは間違いだと言います。確かに、セックスをしている方が偉いという感覚を持った至上主義者は一定数いるように思いますね。行為は大事ですが、それ以上にセックスとどう向き合うかに重点を於くべきではないでしょうか。
さらに「ピルは副作用が怖い」と信じている女性が多いことについても提言。確かに、ピルが誕生した当初は多少の副作用があったとのことですが、今はほぼ改善されているとのこと。ピルを使用して太った、肌荒れしたなどの現象についても因果関係はないのだそう。このように誤った認識が強いせいか、日本でのピル普及率は僅か1%。避妊だけでなくメンタルや体調の安定、婦人科系の病気の予防にもなると改めてメリットを説明してもらいましたが、特に性産業の従事者は使うべきであるように感じました。
自身の女性器は定期的にチェックすべし!
続いて今賀さんは「自分の女性器について、どこまで知ってる?」と参加者に問いかけます。一般の方はもちろんのこと、性従事者であっても直接そこを目にしている女性はとても少ないのだそう。泣きながら「私のアソコ、おかしいかもしれない」と相談に来る人もいらっしゃるのだとか。
けれど、女性器は人それぞれ違って当たり前。想像上の知識のみで「色が黒い」「変な形」「匂いが違う」などと悩む前に、まずは自分できちんと自身の形を把握しておくべきだと今賀さんは言います。
定期的にチェックをして自分の性器の通常の形態を覚えておけば、性感染症や婦人科系の病気の兆候を早期発見することもできます。とても基本的なことではありますが、自分だけではなくお客様のためにも心掛けておくべきかもしれませんね。
今賀はる推奨のマル秘テクニック大公開
さらに、今賀さんは参加者の多い手コキ研究会では個別には伝えづらいという直伝のプレイテクニックまで披露!
風俗のお客様にはガツガツして早急にプレイを求めてくる男性も多いそうですが、敢えてそれを焦らしてあげることで、相手の満足度を高められるのだと言います。「ちょっと待ってね♡」くらいのやんわりとしたいさめ方がベスト。その際には、体を触りながらの軽いスキンシップが効果的だとか。
そして、前戯で有効な手コキについても詳細に伝授。今賀さんが提唱する手コキ48手の中からオススメのテクニックを実地でじっくりと教えてくれました。最初は主に指を3本使った、スタンダードな手コキから。ただし、ここで根元をしごくか中間を攻めるかでも大きな違いが生まれるほか、圧力や角度、速度でもバリエーションをつけることは可能。ポイントは刺激を弱から強、またはゆっくりから早めに少しずつ移行させることで、これだけでもかなりの上級テクニックの持ち主だとお客様に感心されるので、まずはスタンダードをモノにするのが手コキマスターへの早道なのかも。
そして、お客様から最も人気がある技が、この「フォークボール」。ペニスに手を上から被せるような形で、グリグリと指を引っ掻けてあげると、すごく良い反応を示してくれるのだとか。さらなる応用として、睾丸からペニスに快感を流す「玉流し」をこの技と併用すると、かなり強い刺激を与えられるので、試してみて欲しいそうです。
その他にも、手をキツネの形にして下から上に血を流すように動かす「キツネさん」や、手でフィニッシュさせたい時に有効な、普通にしごきつつもう片方の手で先端に蓋をする「ワンダーランド」など、さまざまなテクニックを詳細なコツを含めて教えてくれました。ちなみに、「ワンダーランド」は手で蓋をする分、射精しても精子が飛ばないので後処理に便利という豆知識もアリ。どれもこれもお仕事で直ぐに役立てられそうな実践的なテクニックばかりでした。
今賀さんは最後に「性行為は思い通りにならなくて当たり前」と言いました。だからこそ、互いに気持ちを伝え合うことが大事。特に継続的に行う相手であれば「1注意したら100褒めろ」の精神で向き合うべきなのだと。それはきっと、プライベートだけでなく仕事でのお客様であっても同じこと。ぜひ、皆さんも今後のお仕事でのサービスの参考にしてみてくださいね。
そして、こちらのイベントは今後も定期的に開催されるとのこと。気になった方は今賀はるさんのツイッターやブログをチェックしてみましょう!
◆現役風俗嬢*今賀はるのブログ http://blog.livedoor.jp/haruhi_honoka/
◆手コキ研究会Twitter @tekokikenkyukai
◆手コキ研究会HP tekoki-kenkyukai.com/