2019年1月30日 更新

風俗で働くシングルマザー(母子家庭)必見! 受け取るべき手当てまとめ!

受け取るべき手当てまとめ

シングルマザーという生き方を選んだ多くの女性が真っ先に直面するのは、経済的な不安かと思います。こうした問題に対し、各自治体では、ひとり親家庭をサポートする手当や助成制度があり、シングルマザーならだれでも受けられる制度や、お子さんがいれば受けられる制度があります

まずは、しっかり勉強し、不明な点は役所で相談をしましょう。そして、受け取ることのできる手当はきちんと手続きをしてください。

また、シングルマザーではなくても子どもの扶養義務を果さない夫と婚姻関係にある女性が受けられる手当があります。加えて、風俗で働くからこそ押さえるべき助成制度や風俗店ならではの支援などがあります。

今回は、ひとりでお子さんを育てる女性が受けられるさまざまな手当や優遇措置について、風俗で働くシングルマザーの目線からご紹介します!

手続き忘れはない? シングルマザーが受け取れる手当

手続き忘れはない? シングルマザーが受け取れる手当

まずは、シングルマザーを対象とした手当について。基本的に公的機関の諸手当というものは申請しなければ、ほとんど支給されません。ですから、申請のし忘れがないかしっかり見直して、漏れがあればすぐに行動を起こしましょう!

児童扶養手当

通称「母子手当」と呼ばれるもので、母子家庭であれば必ず申請をしましょう。ただし、実家にお住まいの場合やルームシェアなどで登録住所に男性が住んでいる場合は、生計が別であっても支給停止になることがあるので注意してください! また、支給には所得制限があります。

児童手当

子を持つすべての世帯に支給されます。しかし、離婚後に振込先口座の変更手続きを忘れると、児童手当の受取人が元夫のまま……なんてことになります。元夫に「受給事由消滅届」を必ず提出してもらい、忘れずに口座変更をしましょう。

児童育成手当

地方自治体によるひとり親家庭への補助制度で、児童扶養手当と同様に所得制限があり、自治体によって支給額に差があります。また、地方自治体によってはこの制度を設けていない場合がありますので、役所に確認してみましょう。

母子家庭住宅助成(母子家庭家賃補助)

地方自治体による母子家庭への補助制度です。また、地方自治体によってはこの制度を設けていない場合がありますので、役所に確認してみましょう。

就学援助制度

公立の小中学校に通う就学児童に対する制度で、学校で申請書が配布されます(通常は年度初めだけ)。市町村が独自に基準を設け、給食費や学用品、修学旅行費などを援助します。

そのほか、母子家庭が受けられる手当や助成制度には次のようなものがあります。

  • 特別児童扶養手当(お子さんが障がいをお持ちの場合)
  • 遺族年金(配偶者と死別した場合)
  • 生活保護
  • ひとり親家庭等医療費助成制度
  • 乳幼児や義務教育学童の医療費助成
  • 公営住宅の入居優遇制度(自治体によっては優遇制度を設けない場合がある)

さらに、次のような割引や減税制度があります。

  • 所得税住民税の減免制度
  • 国民健康保険料・国民年金保険料の免除
  • 保育料の免除や減額
  • 交通機関の割引制度
  • 粗大ごみ等処理手数料の減免制度
  • 上下水道の減免制度

風俗で働く女性に多い? 家庭内別居や夫から子どもの扶養義務を放棄された女性にも手当がある!

風俗で働く女性に多い? 家庭内別居や夫から子どもの扶養義務を放棄された女性にも手当がある!

風俗で働く女性のなかには家庭内別居、あるいは夫から子どもの扶養義務を放棄されたままで、離婚できない方がいらっしゃるでしょう。こうした方は、実質的にシングルマザーのような境遇であっても離婚が成立していないので、公的な手当を受けられませんでした。

しかし、平成24年から児童扶養手当の支給要件に、配偶者からの暴力(DV)で「裁判所からの保護命令」が出された場合という項目が新たに加わりました。これにより、離婚が成立していなくても児童扶養手当が支給されるようになりました

また、1年以上継続して父親から遺棄されている(生活費の振り込みなどがない)ことが認められる場合にも支給されます。このほかの支給要件もありますので、気になる点があれば役所に相談してみましょう。

ただし、こうした手続きは、とても根気のいる作業です。愛するお子さんのために頑張りましょう!

公的制度で最重要なのは「ひとり親家庭等医療助成制度」! お店の優遇処置も忘るべからず

公的制度で最重要なのは「ひとり親家庭等医療助成制度」! お店の優遇処置も忘るべからず

風俗で働くシングルマザーにとって絶対に申請を忘れてならない制度は、「ひとり親家庭等医療費助成制度」だと思います。

風俗という仕事は体が資本であり、また、基本的に歩合給ですので、倒れてしまっては一銭にもなりません。少しでも体調に不安を感じる場合には、まず病院での診察をお勧めします。

そこで頼りになるのが、「ひとり親家庭等医療費助成制度」です。これは自治体によって助成内容が異なりますが、医療費の負担額がかなり抑えられます! ただし、申請を忘れると助成が受けられない場合があり、また、毎年申請する必要がありますので忘れないようにしましょう。

最後は、店舗による優遇措置です。具体的には、託児所の支援と入寮が挙げられるでしょう。

ここで注意したいのが、これらの待遇は、大手の風俗グループにほぼ限定されるということです。私自身かなりの数のお店に面接に行きましたが、経営規模が小さく個人経営のお店で、手当が充実しているところは残念ながらありませんでした。

託児所の紹介を行っている店舗は多いでしょう。しかし、託児所の保育料補助となると大手風俗グループに在籍し、かつレギュラー勤務が条件となることを覚悟してください。また、入寮もしかりです。こうした条件は、面接時にしっかりと確認しましょう。

最後に

きっと離婚時に再認識されたとは思うのですが、シングルマザーとして生きていくには、母親自身がなんとかしなければなりません。そうしたなかで公的制度をうまく利用し、やりくりしていきましょう!

サポータープロフィール

令子

令子

  • サポーター

シングルマザー風俗嬢。貧困世帯の苦学生だったことで大学時代に風俗界に足を踏み入れたことから、昼は広告制作会社、夜は風俗嬢、二足のわらじを履き続け早10数年。店舗案内やキャスト案内のライティング、新人講習や実技講習も担当。ヘルスやソープはもちろん、エステ、M性感、ハード系SMクラブやAV、果ては遊郭まで、おそらく趣味的にほぼ全てのジャンルを制覇。風俗界を愛してやまないオンナです。

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