
- Hime’s create(ヒメクリ)風俗講師 かすみ
- 東京都出身。専門学校を卒業後、幼稚園教諭に。副業として22歳でヘルスを始め、のちに吉原へ。一時期はタイ古式マッサージを極め、インストラクター資格も取得。起業を目指すもうまくいかず、再び吉原に出戻り。風俗歴は約20年という大ベテラン。元々は元々は講習員をする予定で、ヒメクリのさくら先生の講習を受講。そこで女の子への想いや指導方法に感銘を受け、店舗の講師ではなくヒメクリの講師を目指すことに。低身長で胸も小さいというコンプレックスがありつつも、現役時代は入店4か月でナンバー1になった売れっ子嬢で、Twitterのフォロワーは1万人越え。同じ悩みを持つ女の子たちの強い味方となっている。
風俗嬢向けの実技講習やセミナーを運営する『Hime’screate(ヒメズクリエイト:通称ヒメクリ)』。
今回は2022年6月から講師として活躍している「かすみ先生」をご紹介します。
まだ講師としての歴は浅いですが、聞いてびっくり、ものすごい経歴の持ち主。吉原では超有名なソープ嬢で、予約は日々完売。ヒメクリに入る前から、他店の女の子からも講習依頼が入るほどのレジェンドでした。
在籍店舗から「いずれうちの講習員にならないか?」とお話をもらっていたので「女の子への指導方法」を学びにヒメクリ、さくら先生の元へ。
講習を受けるうちに、次第に自分もヒメクリに入りたいと思うように。
今回、かすみ先生にインタビューをさせていただき、女の子のために覚えた技術を完璧に再現できるよう何度も復習する熱意、全ての技を惜しみなく教えたいという想いが、ひしひしと伝わってきました。
前編、後編に分けてお届けします!
現役20年。在籍店の専属講師を目指し「ヒメクリの講習」へ。
Twitterアカウントは「@kasumi220408」。この数字は、さくら先生に「自分もヒメクリの講師になりたい」と連絡をした日。決意記念日ですね。
最初はヒメクリの講師ではなく、在籍店の講師をするつもりでした。元々、在籍店には専属の講習員さんがいるのですが、お店から「次期、講習員になってほしい」と言われていたんです。
自分としては現役で20年もやってきたし、そろそろ現役を退いて、後進の育成に専念するいい機会なのかな、と。ただ、私もお客様がついていましたので、1年後くらいを見据えて準備期間に入りました。
講習員を目指すにあたり、しっかりと「教え方」を身に着けなくては。
Twitterで講師を探し、そこでヒメクリを見つけました。最初は、何人か他の先生にも教わったことがあるのですが、一番自分に響いたのがヒメクリ、さくら先生の講習だったんです。
他の先生の講習もとてもためになりましたし、勉強にはなりました。
しかし、自分がどんな講師になりたいかと考えた時に、さくら先生が一番理想的でした。
技術面でも発見が多く、集客のノウハウも指導もしてくれて、それはもう驚きの連続だったのです。
コンドームの付け方から教えてください!
初めてさくら先生に会った時「どんなことを学びたいですか?」の問いに「まずはコンドームの付け方を教えてください」と言いました(笑)
自分ができるのと、人に教えるのって全然違うじゃないですか。未経験の子もいれば、経験者もいるなかで、講師としてどう指導すべきかを、イチから教わりたかったんです。
そして、1年間、コツコツと講習を受けるうちに、次第にヒメクリに入りたいと思うようになっていました。
講習員もさまざまな指導方法があります。
現在講師をされてる方は、皆さん経験豊富で人気を博していた方が多く、現役時代に培った技術や知識を教えられる方がほとんどだと思います。
ですが、ヒメクリは現役を卒業してからも「新技開発会」を定期的に開催し先生たちで新技を考案。
常にその時代に合わせて技術や知識をアップデートしているという点が、本当に素晴らしくて。
正直、在籍していたお店では化石のような存在になっていたと思うので(笑)、新しいことを覚えるのは、大変でもあり刺激的でした。座学で仕事について学ぶなんてことは考えられなかったし、SNSや写メ日記で効率的な集客ができるなんて知らなかった。
これからは意欲のある女の子たちに、たくさんのノウハウを提供してあげたいと思い始めたのです。
「お金のために講師になりたいなら、ご遠慮ください」
そして私は、在籍店にお詫びをし、ヒメクリの講師を目指すことを伝えました。お店は私が頻繁に講習に通っているのを見て、気づいていたようです。快く受け入れてくれましたね。「そうと決めたなら応援する」って。
そして2022年4月8日、さくら先生に「ヒメクリ講師になりたい」と申し出たんです。大歓迎をしてくれて嬉しかった半面、こんな言葉をかけられました。
もちろん私は、頑張る女の子が喜ぶ姿を見たいだけ。
お金が目的でないことをさくら先生はわかっていての発言でした。
改めて確固たる信念を感じましたし、ヒメクリは指導の幅が広く、完成度が高いので、厳しいのは当たり前。
この先の未来に、緊張感とワクワクが入り混じりました。
後編に続く。