2021年10月27日 更新

学びが楽しみに変わる!【ソープ嬢合同講習会開催】|千葉栄町シルクハット ねね~前編~

シルクハットねね
シルクハットねね
千葉栄町 シルクハット ねね
静岡県伊豆半島出身。スポーツ万能で、4歳から20歳までクラシックバレエをたしなむ。小学校では陸上競技、中・高校では新体操の強豪校でキャプテンを務め、地方大会にも出場したほど。ダンサーを目指していたが、21歳の時、父親が借金を抱えたまま大病を患ってしまう。家計を支えるために始めたコンパニオンで知り合った男性と結婚したが、現在は独身。千葉エリアの風俗業界を盛り上げるため、伝説の泡姫・沙也加先生を迎え、合同講習会を定期開催。全国からキャストが技術を学びに訪れている。『シルクハット』指名No.1。

関東屈指の風俗街、千葉栄町を盛り上げようと、ソープ嬢向けの合同講習会を開催している女性がいる。『シルクハット』のナンバー1嬢、ねねさんは、伝説の泡姫・沙也加さんに講習会の講師を依頼。「学びたい」意欲のある女性に、「予約が取りづらい沙也加先生から直接学べる機会を与えたい」と考えたのだそう。

募集をすれば数日で満員御礼。千葉での開催だが、吉原、堀之内、さらに雄琴や九州など、遠方からの参加者もいるという。

このインタビューで初めて明かされた、お父様の大病、家族の借金、障害を持って生まれたお子様、そして離婚――。

ねねさんが多くの困難を乗り越えられたのは、風俗という仕事を楽しめたから。

風俗業界を盛り上げるため、そして何より女の子たちが楽しく働くために。合同講習会は技術だけを学ぶ場所ではなく、意識が変わる場所なのだそう。

前編では、波乱万丈の過去を。後編では実際の講習会の様子を中心にお伝えする。

家の借金、父の大病、娘の障害。困難を乗り越えて今がある。

シルクハットねね

生まれは静岡の伊豆。両親は八百屋を営んでいたため忙しく、小さい頃は親の興味を引くために、何でも努力をしました。寂しかったんですよね。体を動かすことが好きで、クラシックバレエや陸上競技、新体操などに取り組み、それなりの実績も残しました。

いつかはダンサーとして活躍したいと、高校を卒業後はアルバイトをしながらレッスン通い。そんな時、親族が借金をして雲隠れ。なんと父親が借金の保証人になってしまったのです。

さらにそのタイミングで父が大病を患い入院半身麻痺になるという悲劇が起きてしまいました。とてもじゃないけれど、田舎の八百屋が簡単に返済できる額ではなくて。家には取り立て屋も来て、ハタチそこそこの私も母と一緒に銀行へ融資の相談に。

このままでは先に進めない。私は家計を支えるため、イベントコンパニオンとして働きに出ることにしました。

伊豆エリアは、企業の研修や社員旅行の場として利用されることが多く、コンパニオンはお酒の場を華やかにする役目。気に入っていただければ個人の指名だけでなく、派遣会社に大人数の指名が入ったりと大きな収入につながります。

私は毎日新聞を読み、社会情勢もしっかり勉強しました。その結果、所属会社でナンバー1のコンパニオンに。性的なサービスがないにも関わらず、収入は1日6万ほど稼げたので、借金も少しずつ返済していくことができました。

そこで知り合った男性と結婚。そのタイミングで伊豆を離れ、彼の住む千葉に引っ越してきました。それが24歳の時です。

待機中は沙也加先生のDVD教材を何度も繰り返し視聴

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夫は、外に出て働くことをあまりよく思っていませんでした。しかし、親の借金返済もまだまだ残っているため、以前から興味のあった美容系のエステティシャンとして働き始めました。もちろんイチから学んで。

その後、私のお腹に宿った新しい命。しかし五体満足とはいかず、私の娘は「新生児痙攣(てんかん)」の病を抱えて生まれてきました。薬を飲まなければ痙攣の発作を起こしてしまうのです。

全身にチューブを通して病院のベッドで眠る娘。今後のケアについて医師の説明を受けている時も、しっかり聞いてくれない夫にイライラ。私は伊豆の両親も心配で、頻繁に実家に帰っていたのですが、夫にとっては他人事。仕事が忙しいのはわかりますが、私も辛い。殺伐とする日々が続きました。

お金を貯めて、子どもと家を出よう」。

エステティシャンの給料では、親の借金返済、家を出るための貯金をするには厳しいため、掛け持ちで風俗を始めることに。業種なんて全くわからないので、まずは風俗の代名詞的なソープランドに行ってみました(笑)。もちろん夫には内緒です。

お店の待機室に置いてあったのは、伝説の泡姫と言われている沙也加先生のDVD教材や書籍。教材は、お店のナンバー1の方が用意したとのこと。その方は、沙也加先生の教え子さんだと聞いていました。

何度も何度もそれを見て勉強していましたが、やはり直接指導してほしい。

ある日スタッフにダメ元で「〇〇さん(ナンバー1の女性)の講習を受けてみたい」と相談。すると、そのお姉さんから快諾の返事が来たのです。

月間200本指定のトップ嬢の講習は驚くことばかり!

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その方は月間指名数200本という超人気嬢。会った時の第一印象は「人を包み込むような優しい雰囲気」。決して派手さや、キラキラとしたオーラがあるわけではないんです。例えていうなら聖母のような感じ。

技術面もさることながら、細部に至る気遣いもたくさんあり、ナンバー1になるのも納得。お部屋には、とにかくいろいろな物で溢れているんです。お客様の好きな物、そして好きそうな物。使う物もあれば、もしかして使うかもしれない物。接客の準備段階に「やりすぎ」ってことはないのだな、と初めて気づきました。

多忙な中、4回ほど指導をしていただいたのですが、ある時「もう大丈夫。教えることはないよ」と。

私はもっともっと教わりたかったし、枠を買えないか、とも聞いたくらい。「これ以上のことを知りたいなら、沙也加先生のところへ行くといい」と言われたのです。

シルクハットねね
絶対に沙也加先生を訪ねたいと考えていた矢先、夫に風俗で働いていることがバレそうになってしまったんです。スマホにパネル写真を保存していたのですが、それをたまたま見られてしまったんですね(苦笑)。私じゃないとシラを切り通したのですが、一旦お店は辞めることに。

一時期はエステやスポーツジムのフロントなどをして繋いでいましたが、やはり風俗の仕事は楽しかったんですよね。風俗から離れていた間も、ずっと沙也加先生のブログを見ていました。

キャストさんへの優しさが溢れていて「素敵な方だな、いつか会いたいな」と思いながら。

ある時、親友が風俗で働き始めたと聞き、私もやっぱり戻りたくなってしまって。そこで紹介されたのが今の在籍している『シルクハット』。大好きな風俗業界に復活し、憧れの沙也加先生に講習を依頼。この出会いで私の人生観が変わりました

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後編に続く。

サポータープロフィール

みやねぇ

みやねぇ

  • みっけStory編集部

風俗キャストをサポートするWebマガジン「みっけStory」編集長。生粋の江戸っ子で、情にもろいタイプ。路上で拾ったじいさん猫が宝物(→18歳で昨年天国へ…)。お酒と美味しいパンは正義♡趣味はマラソンと阿波おどり。ともに歴12年。最近は筋トレにハマってます。三角筋と大円筋好き♡

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