2019年6月11日 更新

3分で分かる!?性感染症について知っておきたい基礎知識!

3分で分かる_性感染症について知っておきたい基礎知識

性感染症って学校の授業で習うケースが少なく、周りの人から教えてもらう機会もあまりないからでしょうか、何だか怖いイメージがありますよね。

だけど、しっかりとした知識をもっていれば、防げる病気です。そこで今回は、性感染症に関する基礎知識をレクチャーしていきます!

そもそも性感染症とは?

一般的に「性病」と呼ばれる、性行為などによって感染する病気の数々。最近では、「性感染症」や「Sexually Transmitted Diseases」の頭文字をとって「STD」と呼ばれたりしていますね。

どんな病気があるのかと言えば、クラミジアや淋病、梅毒、ヘルペス、カンジダ、HIVなどが有名です。みなさんが、一度は聞いたことのある病名もあるのではないでしょうか。

だけど、同じようなプレイをしていても、感染したりしなかったりは、人それぞれです。それでは、どんな経路から感染するのでしょうか。

どんな感染経路があるの?

どんな感染経路があるの?

性感染症の原因は、ウイルスや細菌など。そのため性行為や性器への接触だけでなく、キスからも感染するんだとか。ただ、通常の風邪のように飛沫感染などはしません。あくまでも、性感染症に感染している人と性的な接触があった場合のみ感染をするので、注意が必要です。

性感染症を防ぐ一番の手段が、コンドーム。性器や粘膜などへの直接的な接触を防げるので、男性に装着してもらえば多くの性感染症から身を守ることができますよ。

風俗で働く女性でも、お店から支給されたり、ホテルなどに備え付けのものがあったりするので、気軽にできる予防策ですね。

性感染症になったら、どうなるの?

性感染症になったら、どうなるの?

性感染症になると、病気によって違いがありますが「膣に違和感がある……」とか「おりものが増えた……」などの症状がでます。ただ、女性の場合、性感染症になったからといって自覚症状が出ないケースも多いんだとか。

だけど、自覚症状がないからといって、安心できる訳ではありません。子宮頸癌や不妊などに繋がることがあるので、しっかりとした検査&治療が欠かせません。

最近、増えている性感染症とは!?

最近、増えている性感染症とは!?

性感染症で多いのが、クラミジア。女性のクラミジアの特徴的な症状は、おりものの色の変化や下腹部に痛みなどがあるそうです。

また最近、増えているのが「マイコプラズマ」と「ウレアプラズマ」。まだ知名度は低いのですが、感染する方が多くなっています。そして去年あたりから、「梅毒」に感染する方も急増中です。若い女性にも多くなっているので注意が欠かせません。

ちなみに、性感染症にかかるのは、性器だけではありません。実は、のどにも感染する病気なのです。オーラルセックスで、気が付かない間に、咽頭クラミジアや咽頭淋病などにかかる方が増えているんだとか。

性感染症になったら……?

性感染症は、しっかりと治療をすれば、ほとんど完治する病気です。だからこそ、早期発見・早期治療が大切。最近では、女性だけのスタッフを配置して、誰にもバレずに治療を行なえるクリニックも登場しています。少しでも、心配があれば、病院に行ってみて下さいね。

やってはいけないのが、自己判断をして、自分の力だけで病気を治療しようとすること。例えば、抗生物質などで自己治療をしていたら、耐性菌ができて薬が効きづらくなるなんてこともあるんだとか。そうなると、ちゃんとした治療薬が、なかなか効果を発揮できなくなります。そのため、性感染症が疑われる場合は、すぐに病院に行って、検査をしてもらいましょうね。

しっかりとした知識を持っていれば、怖くない性感染症。安心して働くためにも、正確な知識を身に付けていきたいですね。

監修
「あおぞらクリニック」
院長/内田千秋先生
医院情報
「あおぞらクリニック 新橋院」
http://www.aozoracl.com/
住所/〒105-0004 東京都港区新橋2丁目16-1 ニュー新橋ビル3F339
電話番号/TEL 03-3506-8880
アクセス/
JR山手線・京浜東北線 新橋駅烏森口より降りてスグ
東京メトロ銀座線「新橋駅」日比谷口前より徒歩1分
りんかい線ゆりかもめ「新橋駅」より徒歩3分
  • 【予防会×風俗求人みっけ】性感染症の定期検査について

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