生活費や支払いに追われていて、すぐにでも働きたい。でも小さい子どもがいてなかなか働きに出ることができない……。保育園はどこもいっぱいで、預けるあてもない。シングルマザーにとっては本当に死活問題です。
20代シングルマザーの約80%が年収120万円未満の貧困状態にあるといわれる昨今、シングルマザーの味方である風俗店に、託児所付店舗が増えているようです。
今回はそんな託児所や、託児所付風俗店についてご紹介していきます。
託児所ってどんなところ?
保育園(保育所)とは病気や仕事などの理由により家庭で十分に子どもを保育できない場合に保護者に代わって預かる「児童福祉施設」です。ところが最近問題になっているように、特に都市部では母子家庭であっても落選してしまうこともあるようです。これはすぐにでも働きたいシングルマザーにとっては大問題!
そんなとき保育園にとって代わるのが託児所です。託児所には保育園のような月極だけでなく、働いている間のみお願いすることができる一時預かり、また24時間保育など風俗で働くシングルマザーにとっては大変ありがたいシステムになっています。
さらに最近では風俗店提携だけでなく、自社運営の託児所も見られるようになってきました。自社運営となると認可保育園並の保育料で預かってもらうことも期待できます。
風俗で働くシングルマザーにはありがたい! 託児所のシステム
保育園とは違い基本的に入園は随時受け付けている場合が多いようですが、満員の場合があるため、前もって確認しておいたほうが良いでしょう。
- 一時保育
- 500円~1,500円/時間
・時間単位で預かってもらうことができます
・時間帯や年齢、時期によって保育料金が異なります
・予約制であることが多く、前日までに予約を求められることが多いようです
・給食代やおむつ代などは基本的に実費
- 月極保育
- 年会費10,000円~20,000円
35,000円~80,000円/月(1日8時間預かりの場合)
・時間帯や年齢によって保育料金が異なります
・別途料金で、基本時間以外の設定時間の変更や延長保育も可能
・兄弟割引・半月月極などのサービスを設けている施設も
基本的には異年齢児保育(年齢の異なる子どもで、クラスや活動グループを構成して行う保育)となります。
施設により異なりますが、生後2カ月(首が座ったころから)から小学校高学年まで幅広く対応しています。私が利用していた託児所では赤ちゃん組は1階、小学生は2階というように、行き来はできますが空間はなんとなくわけられていました。
また英会話教室やリトミック(音楽と動きを融合した教育スタイル)などの各種教室、クリスマス会や遠足などの年間行事が行われている施設も多いです。忙しいママが多いため、ママ同士の交流はほとんどないところが多いようです。
託児所と風俗店の関係は? お店選びのポイント
まずは面接問い合わせの際にシングルマザーであることを伝え、お店と託児所との関係性をしっかり確認しておくことをおすすめします。提携なのか、紹介なのか、自社運営か、それによって負担する金額や手続き手順なども大きく違います。
託児所と提携している風俗店は一部保育料を負担してくれる場合もあります。紹介であっても、勤務先を明記したくない場合などアリバイ会社などの融通をきかせてくれることが多いので、こっそり働きたい方は安心です。
またお店で具体的な金額を明記している場合は自社運営が期待できます。自分で探す場合はお試し入園などの一日体験を行っている託児所もあるので、ぜひ利用してみましょう。
数少ない事例ではあると思いますが、昔とてもアットホームなSMクラブで働いていた際には、接客中は子ども好きなママが面倒を見てくれる、なんてお店もありました。もちろん、待機中は教育上よろしくない放送禁止用語が平気で飛び交っているので、かなり小さいお子さんしか預けることはできませんが……。
さいごに
コネもキャリアもないシングルマザーが、手放しですぐに働ける駆け込み寺、それが風俗です。更に託児所完備などかゆいところに手が届く、まさにシングルマザーが子育てをしながら安心して働ける環境といえます。
「一億総活躍社会」なんて掲げておいて「保育園落ちた。日本死ね」という言葉が流行語大賞になるような昨今の政治には、正直ちょっと見習ってほしいぐらいですね!