- 光杏(こうあん)先生
- 横浜市出身。勉強嫌い、努力嫌い。引っ込み思案で人見知り。人と同じことをするのがイヤで風俗の仕事に就くが、鳴かず飛ばず。コロナ禍で挫折を味わったことを機に試行錯誤をし、睾丸マッサージに注目。SNSで話題を呼び、メディアでも注目される存在に。今やわずかな受付枠に、毎月100人以上の予約応募が殺到するカリスマ嬢。現役を続けながら、講習師、男性向け性知識セミナーを毎月開催。また、その運営やコンサルを行う会社を運営している。その知識と明るいキャラクターを活かし、性教育インフルエンサーとしても活躍。どこにでもいる風俗嬢から社長になった「這い上がり風俗嬢」。YouTubeでは男女の性知識を深めるための動画を随時更新中!
光杏(こうあん)――。以前、川崎堀之内の高級店で働いていた時の源氏名をそのまま引き継ぎ、今は「光杏先生」として活躍中。
Xのフォロワーは、なんと7.6万人!
風俗で働く女の子向けの講師として、睾丸マッサージをはじめとする技術指導や、接客ノウハウを伝授。
勢いはとどまることを知らず、1日まるごと楽しめて、ためになる「FU-FES」の開催や、オンライン動画スクール「LAPRI(ラプリ)」の開講。
また、男性に向けた性知識を啓蒙するセミナーも行っており、真の男育成大学「クンニセミナー」、カクブツとのコラボセミナー「最硬の勃起力と挿入術」など、タイトルからして興味をそそる。
さらに、これらセミナー、イベントの開催や、店舗のコンサルなども手掛けるプロデュース会社を運営。多忙を極めるなか「現役嬢」も継続しており、粘膜接触無しでも120分10万円。通常のヘルスプレイは120分20万円いうプレミアム価格にも関わらず、予約困難だというから驚きだ。
今でこそマルチに活躍する光杏さんも、以前は「お茶を引く日々」を経験。なんせ「努力が嫌い」「学ぶことを避けるタイプ」だったから。そこから転機が訪れ、意識も変わった。
お茶引き嬢から、予約困難な風俗嬢へ。そして、企業家としての大活躍。
人生って、面白い。本当に「きっかけひとつ」なのだ。
集団行動は苦手。人と違うことを求めて「風俗」へ。
小学生の頃から自分にコンプレックスがあったんです。誕生日が3月。早生まれなので、身体も小さいし、勉強もできないし。最初から何でも諦めてしまっていました。昔から努力が嫌いだったんです(笑)
何の特技も取り柄のないため、常々「他の人と同じことをしても勝てない。人と違うことをしたい」と思っていました。
でも、人と違うことなんて、何をしたらいいか分からない。
自分に自信なんて全くないし、普通の仕事したところで私に上手くできるわけがない。
頑張りたくない、手っ取り早くお金を稼ぎたい。
そんな生半可な気持ちのまま、18歳、当時処女だった私が最初に選んだアルバイトが「風俗」。
右も左も分からない状況でしたが、若さの特権と時代の好況を受け、出勤すれば日に3万円ほどは稼げてしまうわけです。
元々勉強嫌いだし、集団行動は苦手。学校に行くよりも、もっと稼ぎたいという欲が出てきて、大学を中退してしまったんです。親にはもちろん止められましたが、昼職に就くということで説得。
途中、風俗を上がろうと、販売職やジムのトレーナーなども経験しましたが、結局、風俗に戻ってきてしまいました。「風俗の仕事が好きだから」ではなく「自由度が高く、他の仕事の何倍も稼げるから」という理由だけで(笑)
コロナ禍でお茶を引く私。かたや予約完売の子。
決して、仕事に手を抜いていたわけではないんです。ただ、人一倍の努力をしたかといえばしていない。普通にこなすだけ。書くことが好きでブログはまめに上げていましたね。それくらいかな。きっと、ほとんどの女の子はこんな感じですよね。
転機が来たのは、風俗業のみならず、多くのサービス業がダメージを受けたコロナ禍。当時、私は川崎の高級ソープで働いていました。余談になりますが、その時の源氏名が「光杏」。気に入っていた名前なので、お店に許可を得て、以降ずっとこの名前を使わせていただいています。
それまでは、普通に稼げていたのですが、コロナの影響で客足が途絶え、お茶を引く毎日。やはり業種的に今まで通りは厳しいかな、と思いました。しかし、同じ状況のはずなのに、連日完売している女の子もいるわけですよ。
なぜ?何が違うの?
そこで初めて「もうお茶を引きたくない。自分も頑張りたい」と思ったんです。
早速「売れている子」が何をしているのかを調べ始めました。まず彼女たちは外部講習に行き、技術を磨いていたのです。
なるほど、“わざわざ”講習に行くのか。
当時は今ほどSNSで発信している講師も少なく、ネットで探し、先生を探しました。
時間とお金をかけて、ずっと苦手で避けていたマ〇ト技術を習得。ただ、私は小柄で、細く、胸も小さい。高級店ともなれば、ルックスのみならず、接客はみんなピカイチ。グラマラスな女性も多いなかで、マ〇トを売りにするのは難しい。
何か他か差別化できることを探さないと、埋もれてしまう。
最初はクレームも多かった「ソープで行う睾丸マッサージ」
お客様をおもてなしできそうだと思うことは何にでもアンテナを張り、あらゆるジャンルの講習を受けました。費やした額は700万円超。そもそも普段から物欲もなく、無趣味だった私は、学ぶことが趣味になりました(笑)
さまざまな講習に行ったなかで、目を付けたのが睾丸マッサージだったんです。もちろん以前からタイでは、伝統医学として歴史のあるものですが、風俗の「プレイ」として取り入れているところは知りませんでした。なので、ここに入り込んでみようと(笑)
お客様の持続力や勃起力をあげるため、前立腺のマッサージと共にサービスを提供。最初は技術が伴っていなかったのもありますが、そもそもソープで前立腺や睾丸マッサージのニーズなんてないわけですよ(笑)。お客様はソープの濃厚なプレイやマ〇トを期待して来ていますからね(笑)
お客様からはクレーム。店長に怒られる日々が続きますが、逆に私のプライドに火がつきました。
「本気で突き詰めて見返してやる」と、さらに猛勉強。マッサージや解剖生理学を学び、タイの国家資格も取得。そうこうするうちに、女性器や女性のオーガズム理論といった性知識の幅も広がっていったんです。
次第に知名度が上がると、女の子から睾丸マッサージを教えて欲しいという依頼も増えました。そこで、男性モデルをSNSで募集してみたら、応募が殺到。さらに話題を呼び、女性講習も男性の接客も毎月抽選に。受けた皆様からは「光杏流 睾丸マッサージ」の効果を実感していただきました。
睾丸マッサージに次いで、目をつけたのが「クンニ講習」(笑)。お客様が風俗嬢から気持ちのいいクンニのやり方を学べるという、ハチャメチャとも思えるようなコースを作りました。本来、お金をいただいてサービスする風俗ですが、お金をいただいてクンニを教えるわけです(笑)
それをSNSで発信し続けていたら、2022年いきなりバズり、ABEMA「給与明細」にも出演。
噂が噂を呼び、今やセミナーをするまでに至ります。
本当に運がよかった。誰にでも、きっかけひとつで、スポットライトが当たるんだなと実感しています。
ちなみにタイの伝統医学であるジャップカプサイ(睾丸マッサージ)は、120分。風俗のプレイで全て行うと時間が全然足りません。私の講習は、風俗で使え、かつ効果が出るようにアレンジしています。
きちんとできれば、効果はてきめん。もちろん全く勃たない方は簡単ではありませんが、例えば2回戦までできるようになったとか、持続力が出たなど、8割以上のお客様が効果を実感。そうするとお客様は喜んでリピートしてくださいます。
さらに、講習を受けた女の子が、SNSでその効果を拡散をすることでお客様が来店する。お客様も口コミで書く。するとまた、新規のお客様が増えるという良い連鎖になるわけです。
>>後編に続く。
とにかく面白くて役に立つ!男性向けですが、女性も見て損はない!必見です♪
YouTube「光杏先生ー現役プロが教える性知識ー」