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あなたは、性感染症の検査を定期的に受けていますか?
また、あなたの働いているお店は、性感染症検査の義務付けや、検査の重要性を話してくれていますか?
風俗業界で働く以上、絶対に怠ってはならないのが性感染症の定期検査。粘膜接触がない業種でも、梅毒は指先の“ささくれ”からでも感染します。
一度感染したら放置して治ることはあり得ません。その代わり、早期発見ができれば投薬で完治したり、発症を抑えることができるのです。しかし手遅れになると治療にも時間を要し、不妊症や脳や脊髄への障害など、取返しのつかない事態にもなりかねません。
今日は、風俗女子サポート協会(FJS協会)代表あや乃さんと、会員のましろさんと一緒に、医療法人予防会渋谷クリニックへ出向き、担当医師に「性感染症について」お話しを伺ってきました。
- 日本風俗女子サポート協会 代表 あや乃さん
- 風俗セミナー講師・風俗嬢専門カウンセラー。風俗経験は10年以上で、ヘルス、エステ、ソープなど様々なジャンルを経験。抜群のリピート率で過去在籍した全てのお店でナンバー1を獲得してきた。男性求人向けWebマガジン『Fenixzine』でも記事執筆中。経験値だけでなく心理学を用いたセミナーは、多くのキャストの共感を得ている。
- 日本風俗女子サポート協会 会員 ましろさん
- 池袋M性感で働く現役風俗嬢。「お店の講習以外にも、学べる場所があったらいいのに」と思っていたところ、FJS協会をネットで見つけ、即入会。現在も技術に磨きをかけるため日々勉強!
医療法人予防会ってこんなところ
「早川クリニック」を前身とし、性感染症(STD)定期検査から治療まで約20年の歴史を持つ。早川予防衛生研究所という血液検査のセンターが母体なので検査は得意分野。全国に提携クリニックがあるため、万が一感染した場合でも速やかに治療を受けることができる。匿名での受診、郵送検査なども行っているほか、現在は風俗店との提携も加速化しており、出張検診なども実施している。不安や心配ごとは事前に医師に無料相談メールでやりとりができる点もポイント。業界内の口コミ評価も高く、風俗業界やAV業界でも利用者は多い。
国際社会化に伴い梅毒の感染が増加中
最も多い性感染症は、クラミジアですが、ここ数年で、梅毒の感染者が目立ってきました。その要因を断定することはできませんが、ひとつ考えられるのは、海外からの旅行者増加に伴う感染です。今後東京オリンピック開催時に、また増える可能性は高いですね。
梅毒は怖いイメージがありますが、実際は治るんでしょうか?
早期発見で完治します。昔は命を落とすこともあったのですが、今は梅毒に効く薬が開発され「治る病気」になりました。でも放置しておくと3年くらいで神経梅毒といって、痴呆のような症状になってしまうことがあるんです。これは今の時代も変わりません。ただ、梅毒は自覚症状が乏しく、気づかない間に進行してしまうこともあるんです。
治るんですね!自覚症状について詳しく教えてください。
梅毒の症状として最も特徴的なのが「バラ疹」と呼ばれる赤い発疹です。しかしこれは、症状が進行したときに出てきます。感染初期に、しこりや発疹ができればいいのですが、女性の場合は膣の中にできてしまうことがあるんです。そうすると痛みもかゆみも感じないため、気づかずに進行してしまうわけです。その「バラ疹」も出ている期間がすごく短いこともあり、まさか性病だと思わずに放置してしまうというわけです。
すぐに消えてしまうと、何かにかぶれた程度かな、と思ってしまいそう…
症状が治まっても、病原菌が消滅したわけではないので、必ず定期検査を受けていただきたいですね。早め早めが肝心です。
喉のクラミジアは気づきにくい!
最近は喉のクラミジアも多いです。風邪のような症状(喉の違和感)なのでわかりにくいんですよ。隠れクラミジアは多い気がしますね。これはお薬を処方し、1日1回飲んでいただくことで完治します。
ちなみに淋菌には点滴を投与します。最近は菌が耐性を持っていることもあり、薬が効きにくくいケースもありますが、基本的には1回の点滴で治るんですよ。
意外と簡単に治るんですね!でも、放置するとどうなってしまいますか?
クラミジアもそうですが、腹膜炎、不妊症のリスクがあります。実際にあったケースですが、お腹が痛くて一般の病院で盲腸と診断され、開腹したらクラミジアや淋病に感染していた、ということが結構あるんですよ。本来、しっかりと問診をして気づいていれば、性感染症の投薬や点滴で治っていたのに。
「自分は大丈夫」という思い込みが一番怖いかもしれませんね。ちなみにこちらのクリニックに来院される方は、一般と性風俗関連者でいくと、どのような割合でしょう?
匿名受診が可能なので、正確にはわかりませんが、8割くらいは業界の方だと思われます。
匿名もありがたいですね。性感染症を専門とするクリニックなら、話もしやすいし!
女性の膣はお腹の上のほうまで繋がっているので、菌が広がっていくと簡単に治りにくくなってしまいます。性病=怖いというイメージがあるかもしれませんが、定期的な検査をすれば、必要以上に怖がる必要はありませんよ。
粘膜接触のないソフトサービスなら絶対に安心?
さきほど梅毒の感染者が増えた話がありましたが、他に数値的なもので何か感じることはありますか?
発症者の数が増えているのですが、これはきちんと受診する方が増えたということがあると思いますね。きちんとお店で検査を義務付けているケースも増えています。
お店の取り組みってすごく重要ですよね。お店が検査を受けるよう言ってくれないところすらありますから。
大手グループや、高級ソープ店などと提携していますが、しっかりしたお店はやはり検査を義務付けていますね。キャストの皆さんは、お店を選ぶ際には性病対策をどうされているのか聞いてみてほしいですね。女の子はもちろんですが、利用するお客様のことを考えると、検査をするのは当然のことだと思いますので。
「あの店で性病をうつされた!」みたいな口コミがあった時点で客足も遠のくと思いますし。働く側としても、検査についてきちんと考えてくれているお店がいいなぁ。
その通りですね。お客様も今は安心して遊びたいと思いますので、予防会で検査を義務付けている店舗様には、HPで使うデジタル証明書、店頭掲示用の証明書を発行しています。
検査頻度は、どのくらいの頻度で受けるのがベストなのでしょうか?
性的接触が多い方は1か月に一度は受けていただきたいです。梅毒やHIVなどの潜伏期間を考えても1か月半ですかね。発見が遅れると、その分リスクが増えていきますので。
いろいろな検査があるようですが、何を選べばいいのでしょう?
一般的な性感染症を調べられる基本のセットがあります。あとは喉の病気も多いので、咽頭クラミジア・咽頭淋菌感染症の検査を併用する方が多いですね。もちろん単品での検査も可能ですし、子宮頸がんの検査なども行っています。
私はM性感のお店に勤めているんですが、ソフトサービスの業種で性感染症になる可能性は全くないのでしょうか?
基本的な感染経路は粘膜接触なのですが、全くないかと言うと、相手に触れることがある業種であれば「ゼロ」とは断言できません。梅毒に関しては小さな傷からも感染します。例えばコンドームをかぶせていない部分に病原があり、触れた指先にささくれがあったら、感染します。クラミジアと淋菌はコンドームで防ぐことができますよ。
ということは、手だけのサービスであっても、検査を受けるに越したことはないですね。
受けたほうがご自身も安心だと思いますね。粘膜接触がない業種=性感染症への危機感も薄いので、特に体の変化に気づきにくくなる傾向があります。体内で進行してしまう前に、やはり検査をしていただきたいですね。
便利な郵送検査もあるが、精度の高さなら来院が一番安心
こちらでは簡単に検査ができる
郵送キットも販売されているのですよね?
はい。
結果もネットで確認できます。ただ郵送検査の場合、ご自身で採取するため、どうしても実際クリニックに訪れた場合に比べ、精度は低くなります。全国に
提携クリニックがありますので、風俗業界で働く方であれば、ぜひとも来院をおすすめします。
医師の問診などがあればやはり安心ですし、もしも
陽性が出てしまった場合の対処もスピーディですからね。
確かに、そのあとすぐに処方してもらえるのは安心です。ちなみに、こちらは男性も来院されるのですか?
もちろん男性も来院されます。男優さんもいらっしゃいますし、風俗で遊ぶ機会のある方、あとパートナーが感染したから自分も念のため検査をする、といった方までさまざまです。男性のリスクとしては、精管が詰まってしまい炎症を起こしたり、不妊になります。梅毒は進行がわかりにくく、発見が遅れると脳やせき髄が侵され、麻痺や障害が出てきます。
働く側だけでなく、遊ぶ側も検査をしてくれたらお互いが安心ですよね。
「風俗で遊びたい」という男性心理はなくならないと思うので、より安心して遊べるような環境を作ることが理想です。性病検査の証明書を持参したお客様は割引!なんていうお店が増えれば、働く側も利用する側もメリットがありますよね。
確かにその通りですね。最後に、先生がこの仕事に携わるうえで、今後どんな社会になっていけばいいと考えますか?
検査を積極的に取り組む店舗が増えていることは、いい傾向ですね。女性がお店で働くうえで、お店への信頼感はとても大事だと思います。全く初めて風俗業界で働く女性は、性感染症の検査にまで頭がまわらないし、教えてくれなければずっとそのままかもしれません。お店側の意識、業界全体の意識が変わっていけば、感染症の蔓延も防げるのではと思っています。
インタビューを終えて
- あや乃さん「風俗嬢への偏見がないから利用しやすい!」
- まず感じたのは、こんなクリニックだったら受診もしやすいということ。「病院=怖い」という概念が払しょくされました。とくにこちらは性感染症を専門にされているとのことで、安心できるし、何より風俗嬢への偏見がないというのは大きいと思います。検査を義務付けているお店は本当に女の子やお客様のことを考えているお店。実際は検査について何も言ってくれないお店も多いので、自分の身は自分で守る、という意識を持ち働いていくことが大事ですね。
- ましろさん「ネットの情報に頼らず正しい処方を」
- お店への訪問検査は素晴らしい取り組みですね。検査に行くことに抵抗があったり、何となく面倒で足が遠のいてしまう子もいると思うので、性感染症の対策をやっていないお店は、ぜひこれを機に取り入れてもらえるといいですね。あと、今はネットでいろいろ調べられる時代ですけど、SNSとかネットって、どこまでが本当かわからないですよね。今回、先生の話を聞いて、自己判断は危ないし、身近に頼れるクリニックがあれば正しい処方をしてもらえるので安心だなと思いました。
あや乃さんは風俗業界の事情についてよくご存じですが、性感染症の検査に対して無頓着な人が多いことに驚いていたそう。「性病検査はどうも恥ずかしい」などという理由で、足が遠ざかっていた方も、専門のクリニックであれば安心!「今まで感染しなかったから大丈夫」といった根拠のない自信も捨てましょう!(笑)
自分の体のために、パートナーのために、お店のために。ぜひ検査の定期受診をしてくださいね。そしてこれを読んだ店舗関係者の方!女の子を守るためにも性感染症への正しい知識と対策をお願いします。
次回は実際の検査内容についてレポートします!
性感染症の検査、治療を受けるなら『予防会』
『予防会』は、性感染症予防と蔓延防止に真剣な先生ばかり。そして、あや乃さんがおっしゃっていたように風俗嬢への「偏見」も一切なく、とても親身になって相談に乗ってくれます。風俗で安心安全に働くために。信頼性と明るさを兼ね備えたクリニックを「かかりつけ医」に持つことをオススメします☆
また、予防会の担当医師が直接店舗に訪問し検査を行う「出張検診」やWEB上で結果がわかる「郵送検査」の法人優待もあるそうなので、ぜひ店舗関係者の方々もチェックしてみてください!
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