潮吹きのメリット
さて、女性にとって潮吹きができるメリットとはいったい何でしょう。これはズバリ、エッチだと思ってもらえることが最大のメリットではないでしょうか。「濡れやすい」「ビショビショ」は、男性にとってひじょうに惹きのあるフレーズです。それの延長線上に「潮吹きしちゃう」が存在していると考えていいでしょう。
例えば、風俗に来るような受け身の男性は、能動的に動いてくれる女性を好みます。それは、攻める女性だろうと受け身の女性だろうと同じこと。要は「男の欲望にしっかりとリアクションしてくれる女性」であることが大事なのです。
下手な方法だと痛い、上手な方法だと気持ちいい
潮吹きは、できたからといって気持ちいいものではありません。ただし、潮吹きに達する過程で、気持ちよかったがゆえに吹くことは間々あります。潮吹きのやり方やテクニックが上手な男性・下手な男性の差は、そのものずばり愛撫の上手い・下手に直結しています。
潮吹きは物理的な刺激でも起こる生理現象なので、下手な愛撫の方法でも吹くことは吹きます。その場合、激しい手マンや指責めで女性器が傷つくこともあり、これが「痛い潮吹き」になってしまうのです。「気持ちいい潮吹き」をするならば、優しくスマートな上手な愛撫をする男性が相手でなくてはなりません。
潮を吹くと男性が喜ぶ
男性は自分のテクニックになぜか根拠なく自信を持っていることが多いです。その潮吹きのやり方で女性が自分の思う通りに潮を吹けば、こんなに嬉しいことはないでしょう。身勝手な男性だと、自分のテクニックは間違いがないのに、女性のコンディションが悪いと考えることもあります。いずれにせよ、テクニック自慢の男性にとっては潮吹きができる方が満足できる可能性が高いのではないでしょうか。
一度潮吹きを成功させると、男性はその風俗キャストに対して、その後も何度も指名してくることが多いです。「また潮を吹かせてみたい」という純粋(?)な感情でやって来ることが多いと思いますが、それ以外にも「他の女性に潮吹きの方法を試して失敗した」なんて出来事の後、自分のプライドを保つために再訪する男性や、新しいコツを覚えたので使ってみたいという思いから会いに来る男性もいます。
尿路感染症の病気予防に繋がる
「潮吹きは尿路感染症の予防の方法になる」という説があります。尿路感染症は、尿道口に最近が入ることで発症する感染症ですが、実は性行為はその原因にもなるのです。しかし、潮を吹くと性行為中でも尿道が洗浄されるため、尿路感染症になりりくくなると言われているのです。
潮吹きできない女性が注意すること
先ほども述べたように、潮吹き=オーガズム(性的絶頂)ではありません。潮吹きは、Gスポットを代表とした性感帯への物理的な刺激に誘発される、生理現象の一種です。潮吹きと同時にオーガズムを伴うこともありますが、オーガズムよりも前に起こることも多いと言われています。
潮吹きのやり方が掴めない女性というのは、その物理的な刺激を上手く性感帯に与えられていない状態にあります。いくつかのコツを抑えれば一気に潮吹きがしやすくなるはずなので、意識してみてください。
事前に水分補給をする
プレイの前に水分補給をすると、潮を吹きやすくなります。おしっこと同じです。スキーン腺液は、汗と同じように体内の水分量が減ると分泌されにくくなっていきます。飲み物は水やお茶でもいいのですが、スポーツドリンクがおすすめ。
大量に水を摂取すると水中毒症を起こすこともありますし、お茶は種類を選ばないと潮吹きしづらい作用を起こすこともあります。アルコールは飲みすぎるとかえって膣を乾きやすくしてしまうため、避けた方がいいでしょう。
リラックスする
体と心をリラックスさせることもひじょうに大事です。「潮を吹きたい」と必要以上に考えてしまったり、潮吹きすることを恥ずかしくを感じていたりすると集中できずに潮吹きが遠のいてしまうもの。
そういう場合、まずは部屋を真っ暗にして姿を見えづらくしたり、目隠しをするなど、行為に集中できる環境を整えるのがコツ。潮吹きの方法が分からないうちは「潮吹ければラッキー」くらいの軽い気持ちで潮吹きオナニーしてみるほうが成功率が上がりますよ。
汚れてもいいようにタオルを敷く
潮がサラサラで無味無臭とはいえ、潮を吹いてベッドのシーツを濡らしてしまうことが、どうしても恥ずかしく感じてしまう女性も多いかもしれませんね。それが気になって思いきり潮を吹けないという方は、汚れてもいいように体の下にタオルを敷いておくといいですよ。
これなら万が一、感じすぎて失禁してしまった時も、シーツを汚さずに済むので安心。潮吹きの感覚が襲ってきたら、我慢せずに解放してみましょう。それでも恥ずかしいと思う人は、すぐに洗い流せるお風呂場で潮吹きオナニーにチャレンジするのも一つの方法だと思います。
オナニーでGスポットの位置を確認しておく
Gスポットと呼ばれる性感帯は、膣壁のお腹側にあり、指の第二関節を軽く曲げたところにぶつかるのが一般的。ただ厳密には、女性によって場所が違うので注意が必要。
「自分はどこにあるんだろう……」なんて、図鑑を見ながら位置を考えるよりも、実際にオナニーで触ってみる方が手っ取り早い!
膣内にそっと指を挿入して、敏感に反応する場所を見つけられればOKです。最初のうちはあまり感じられないかもしれませんが、徐々に慣らしていけば性感帯としてしっかり機能するでしょう。