マッサージ資格をタイに1か月学びに行ったきっかけ
前回は、国際資格を6つもつ私が、海外で資格を取るメリットをお伝えしました。
今回は、資格取得のために1か月間留学したタイでの経験をお話します。
私が資格取得のため、海外に行ったきっかけは、一言で表すなら、“何となく”海外に対する憧れのような感情があったからです。
「海外で資格を取ろう!」というよりは、「1か月海外で過ごす! マッサージも勉強できる! 何となく楽しいかも!」 そう思い、風俗業界の閑散期と呼ばれる11月、タイに出向きました。
どうやって留学先を探すの?
インターネットで「マッサージ 留学」で調べると、たくさんの口コミサイトや海外と日本をつなげる業者、学校直営のHPなどが表示されます。
私はエステティシャンですし、海外のマッサージに触れたいという明確な思いがありましたので、マッサージ留学に関するサイトをたくさん見て比較検討しました。
すると、タイに受講料がとても安い学校を見つけたので、HPから問い合わせをし、費用を振り込み、現地に飛びました。
タイで経験してきたこと
タイ留学なので当然のことながら、“タイ古式マッサージ”を勉強することになりました。しかし、私はタイ古式マッサージもタイ料理もまったくと言っていいほど興味がありませんでした。
「指圧マッサージかな?? 暑いのかな?? ココナッツウォーターはたくさんあるかな??」といった程度のイメージで現地入りしました。空港に着くと、スクールのお姉さんが迎えに来てくれます。同期になる何人かの日本人と車に乗り、スクールへ向かいます。
私が通ったスクールは、生徒が100%日本人でしたので安心できました。また、1か月間、タイに滞在できる方々の多くは、退職後か人生経験豊富で貴重なお話を伺うことができました。一方、私の仲間のほとんどはマッサージ未経験者で、「タイに遊びに来た」という人ばかりでした。
しかし、資格取得に向け、講義で習ったことを夜に復習しあったり、マッサージについて勉強をしたりしました。時には、町へ出かけたり、タイ料理を楽しみ、文化や人に触れ、現地の方とバーベキューをしたり、お酒を楽しんだり、象に乗ったり、トラに触ったりしました。
私は美容のことが大変気になったので、マッサージをたくさん受けに行きました。タイのマッサージは安いのに技術がしっかりしていて、 「私ってこんなに足細かったんだ……(むくみが取れた)」と驚愕する場面が多々ありました。私は、それを日本に持ち帰り、お客様の美脚を日々作り上げています。
膣のマッサージも受けました。膣のマッサージがあるという情報は、学校で知り合った日本人の先輩に伺いました。私は、タイ古式マッサージを勉強することで、お客様がどういった性格でどのような悩みをかかえているのか、どこをどうマッサージすれば、より綺麗になれるのか、悩みが消えるのかを瞬時にわかるようになりました。
しかし、膣のマッサージのプロフェッショナルであるおばちゃまは、膣を触っただけで同期のお姉さんの子宮筋腫を見破りました。マッサージすることによって改善に向かうようです。
このように1か月の間、私はタイでいろんな経験をし、たくさん遊びましたが、無事資格を取りました。
日本に帰ってきて
日本に帰ってくると、寒すぎてタイに帰りたくなりました。しかし、タイ古式マッサージというワードを通じて、たくさんの方々とお知り合いになったり、仕事を一緒にしたり、練習会をしたり、お酒を飲んだりしています。
“何となく”で出向いたタイでしたが、私のエステ施術にタイの精神と技術は欠かせない重要なポイントになり、エステに来られる多くのお客様にお喜びいただいております。
また、風俗にも役に立つタイ古式マッサージの技術は、男性のお客様にも喜ばれました。
まとめ
資格女子シリーズを4つ書かせていただき、初めは「何となく」「興味があったから」など明確な理由はありませんでしたが、資格取得にむしろ理由など要らないと思います。
何かしら取ると決めて、それを遂行していく過程で、あなたの人生に色を付けてくれる何かにきっと出会えるはずだと私は信じております。
資格を取って有意義な人生を過ごしましょう。あなたの幸せな日々を心から願っております。