2019年6月11日 更新

風俗で働く女の子の健康管理術! 冬に大流行するノロウイルスから身を守ろう

風俗で働く女の子の健康管理術! 冬に大流行するノロウイルスから身を守ろう

冬になると頻繁に耳にするのが、ノロウイルスによる食中毒です。感染力が強くて、特効薬などもないため、非常に厄介なウイルスとして知られています。かつて感染してしまって、おう吐や下痢などの症状に苦しんだ方もいるかもしれませんね。

だけど、今年流行しているのは、いわゆる「変異型」。10年前にノロウイルスが大流行した時も、変異型のウイルスが広がったんだとか。免疫を持っている方でも感染する危険性があるので注意が必要です。お風呂の石鹸や消毒液などを有効に活用して、しっかりとノロウイルスの感染から身を守っていきましょう。

今回は、ノロウイルスの感染を予防するノウハウを紹介します。

そもそもノロウイルスって何?

ノロウイルスとは、食品などを介して口から感染し、おう吐や下痢、腹痛などを起こすウイルスのことを指します。感染から発症するまでの潜伏期間は、8時間から1日と様々。発症してからは自然と回復することが多くありますが、治癒に3日間くらいはかかります。なお毒性が弱いので、健康な人の身体に入り込んでも発症しないパターンもあります。

ここで注意しなければいけないのが、ノロウイルスは何度でもかかる心配があるということ。ウイルスが数十種類も存在するので、一度かかったら二度と発症しないというものではありません。例年12月から翌年1月が発生のピークになる傾向があるので、これからの季節は、特に要注意です。

ノロウイルスの感染経路は?

ノロウイルスの感染経路は?

主な感染の経路は、ノロウイルスに感染している食べ物を摂取することです。ノロウイルスは感染力が強いため、少しのウイルスが口の中などに入っただけでも感染してしまうことも珍しくありません。その他にも、下記のような感染経路が考えられます。

  1. ノロウイルスに含まれる便や吐ぶつから、人の手などを介して二次感染した場合
  2. 人同士が接触する機会が多い場所で、飛沫などで感染する場合
  3. 食品取扱者などがノロウイルスに感染していたため、その人を通じて汚染した食品を食べた場合
  4. ノロウイルスなどに汚染されていた二枚貝を、生や十分に加熱調理しない状態で食べた場合
  5. ノロウイルスに汚染された井戸水や簡易水道を消毒不十分で摂取した場合

ノロウイルスと通常の食中毒の違いは、感染力の強さ。そのため、一人が感染してしまうと、周りに被害が広がってしまうケースが少なくありません。ちなみに、子どもはおう吐が多くて、大人は下痢が多いと言われているんだとか。「自分はかかっていないから大丈夫!」と思っても、思わぬ経路から感染してしまうので注意が必要です。

ノロウイルスの予防法を大公開?

ノロウイルスの予防法は、大きく4つあります。

  1. 食器や包丁、まな板を85度以上で1分以上加熱して、ノロウイルスの感染力を奪う。
  2. 台所用の漂白剤などに使用される次亜塩素酸ナトリウムといった酸化剤で消毒する。
  3. 加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱する。
  4. 常に爪を短く切って、指輪等をはずし、石けんを十分泡立て、ブラシなどを使用して手指を洗浄する。

ちなみに、最近、飲食店などでもよく見かける「消毒用エタノール」は、手洗いの代用にはなりません。しかし、手洗いの補助にはなるので、すぐに手洗いができない場合は有効に活用しましょう。

見逃さないで!ノロウイルスの注意点

見逃さないで!ノロウイルスの注意点

ノロウイルスで注意すべき点が2つあります。

まず下痢やおう吐などのノロウイルス特有の症状がなくなっても、1週間程度はウイルスの排泄が続くこと。そのため、自分自身は完治しているつもりでも、ウイルスを媒介している可能性があるので、注意が必要となります。

また、感染していても症状が出ないケースはあります。しかし、ウイルスに感染していることは事実なので、本人の知らないうちにウイルスの感染源となってしまうことも。

ノロウイルスの流行の時期は、「自分もかかるかもしれない」と考えて、自覚症状がなくても細心の注意をしましょう。万が一、感染してしまった場合は、体力を消耗したりしないように、水分と栄養の補給を充分に行うことが効果的です。脱水症状がひどい場合には病院で輸液を行うなどしてください。

参考文献/
◎「ウイルスと感染のしくみ」サイエンス・アイ新書
◎厚生労働省 
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html
  • 【予防会×風俗求人みっけ】性感染症の定期検査について

PICKUP

閲覧数ランキング

サポーター

キーワード

みっけStory編集部