性感染症の検査、治療といえば「予防会」。
今回は、予防会 新宿サテライトクリニックの北岡院長に、風俗講師チームSincere(シンシア)の3名が「性感染症で知りたかった、本当の話」を直撃質問。
SUMIRE先生、つぐみ先生、NOZOMI先生は、普段講師として教え子さんたちと接しているなかで、さまざまな性感染症に関する話題が出るそうです。
講師陣も「知らなかった」「認識が間違っていた」という目からウロコの話もたくさん!
これを読んで、性感染症の正しい知識を身に着けてくださいね!
性病を防ぐには、プレイ時、男性器をしっかり観察すること


出勤できない期間が多いと生活に影響するため、不安を感じる子も多いんです。何か対策はありますか?

しかし、小さいからといって、そのまま放置すると、次第に増殖。
尿道や肛門などまで広がると、治療も難しくなってきます。
もしも感染してしまったら、すぐに切除することをおススメします。
尖圭コンジローマについては今、外科でのレーザー手術があって、1日で終わるんですよ。
傷の治り具合や切除箇所の大きさにもよりますが、早ければ、切除後翌日にでも仕事への復帰が可能です。
できるだけ、小さいうちに取ってしまったほうが、傷もすぐに治るし、痛みも少ないです。
昔みたいに塗り薬で治療するより、断然早く復帰できますし、再発したらすぐに取ればいいので、そこまで不安に感じなくても大丈夫ですよ。


再発を繰り返すヘルペスも、年々できにくくなりますよ。
あと勘違いされがちなのですが、コンジローマは「トサカ状」「カリフラワー状」だけではないのを御存知でしたか?





性器は軟部組織なので、本来柔らかいものしかないんです。それは女性も同じ。
フォアダイスも柔らかい。
ちょっとしたふくらみであっても性器に「硬いもの」があれば、性病を疑ってください。
女性は、お客様の性器を観察する癖をつけるといいですね。裏側なんかも盲点です。
予防薬のエビデンスはない。過信は禁物



流行りの予防薬「Doxy PEP(ドキシペップ)」のうたい文句は“性交渉の後に服用することで、梅毒やクラミジア、淋病といった性感染症の感染リスクを軽減することができる抗生物質”。
しかし、実際に、世界基準のエビデンスがあるのは同性間、しかも男性だけ。それでも効果は7割程度なので、完全ではない。
異性間同士については「効果が見られなかった」というエビデンスしかないんですよ。


ただし異性間に関しては、性病予防の効果が認められなかった以上「飲んでいるから大丈夫」ということには、全くならないんです。



あくまでも「お守りがわり」に服用するのはいいですが、それで感染防止ができると思わないようにしてください。
一方HIVの予防薬「PrEP(プレップ)に関してはエビデンスがしっかりあります。
ただ、あれも正式な承認薬でないと、効果がない可能性が大きいです。
本来8万円くらいする高額な薬なのですが、安価なものに飛びつくと、海外製の粗悪品を掴むことになってしまいます。





一部の国では、そもそも薬を作る工場管理が、きちんとされていないこともありますから。
衛生管理や、処方の基準も異なるので、承認薬以外は買わないほうがいいでしょう。


最終的に、日本の医薬品メーカーが販売元になっているので、こういうものは安心できます。
ちなみに、プレップは通常、承認薬は月8万円くらいしますから、安価なものはまず疑ってください。
本来、弱い菌であれば体外に出ると死滅する



喉にかかりやすい、かかりにくいというのは、個人差というのもあるでしょう。
オーラルセックスでの性病は、「喉の粘膜」に直接触れることで感染します。
接客において、そのようなことをよくしていれば、感染するリスクも高くなります。



本来は、体内から出るとすぐ死ぬ、という弱い菌なので、普通のフ〇ラチオでのリスクはそこまで大きくはありません。
あくまでも感染は、尿道から出る分泌物が「喉の奥の粘膜」に付着するかどうか。
そのため喉奥で男性器を咥えることは、感染リスクが上がります。



よく「同じタオルを使うと感染する」という話も聞きますが、これも都市伝説です(笑)


トリコモナスは、よく言われるんですよね。でも、これも体内から出ると死ぬ菌です。
世界基準のエビデンスでも、検証されたうえで「タオルを介した感染は認められない」とされています。


よく洗い過ぎたらいけない、と言われることもありますが、これもエビデンスがないので正しい答えが出せません。
なんとかあと1~2年で、予防会と私の会社の共同研究を完成させ、性病予防できるローションを発売予定です。


それは・・・歯周病菌でしょう


歯茎からの出血でHIVに感染する可能性もないですか?

その血を舐めたりするくらいじゃ移らないです。
HIVはものすごく移りにくいんで。
一応、血液による粘膜への暴露感染リスクは0.1%とされていますが、口には唾液による殺菌効果があるため、たとえ歯茎から出血があったとしてもキスで移った事例は報告されていません。
素股は感染リスクあり。粘膜接触がある業種であれば定期検査は必須



ヘルペスや、梅毒は感染のリスクが高いです。
唇の内側までは気づかないことが多いので、仕事でキスをする方は、やはり性病検査を定期的にすべきでしょう。
一方、唾液には殺菌成分も含まれていますので、クラミジアや淋菌、トリコモナスのような弱い菌は、すぐに死にます。
そのため、基本的にこれらの病気はキスで感染することは、ほとんどありません。



メインの感染経路はあくまでも「性器と性器」「性器と喉粘膜」への直接接触。
唾液ローションで性病になることは、ほぼないと考えられます。
ただ、リスクがあるとすれば「細菌性膣炎」や「膀胱炎」くらいでしょうか。


ただ、そこまで怖がることはないかなと思います。


挿入していないとはいえ、膣のあたりでこすられたら、膣内に陰茎部から出た分泌物が入ってしまう可能性はありますね。素股は要注意です。

質問は上記のほかにもたくさん挙がったのですが、今回は残念ながらここまで。
普段、性感染症について、どれだけ講師陣をはじめ、現役風俗嬢さんが気になることが多いことがわかりました。
先生がおっしゃっていたのですが
「しっかりとしたエビデンスで話をしていても、例外というものは出てくる」ということ。
人によって体質、症状も違えば、処置方法も異なってくるでしょう。
噂や、ネットの情報、自己判断ではなく、信頼できるクリニックで相談、治療をするようにしてください。
最後に、今回の座談会を終えて、各講師の方からはこんな感想をいただきました。

- SUMIRE先生
- SNSの情報って、誰が書いたかもわからないのに信じてしまいがち…でも、それが間違ってたら、自分の身体に影響が出るのは自分自身ですよね。
性病は「恥ずかしいこと」じゃなくて「正しく向き合うべきこと」。
バズってる投稿より、専門のクリニックで検査・治療してほしいなと対談を通して改めて感じました。
私自身も今後気をつけて、正しい知識をUPデートして、情報を女の子様に届けていきたいです。

- つぐみ先生
- 「知っているつもり」だった情報の誤解や、曖昧な理解を明確にできた、貴重な時間となりました。
安価な薬や未承認の薬に頼る危険性についても印象的で、正しく向き合うことの大切さを感じた次第です。
女性だけでなく、ぜひ男性にも病気の早期発見や対応を知っていただくことで、より安心できる環境につながるのではないかと思います。

- NOZOMI先生
- 性病って聞くと不安になるかもしれないけど、正しい知識があれば予防できるし、きちんと治療すれば治るものがほとんど。
今回クリニックの先生とお話して、怖がりすぎず冷静に向き合うことが大切だと改めて感じました。
お客様と対面した時も注意して見ることで事前に防げる方法など参考になりました。
なお、北岡院長は、感染症を専門分野としており、今なお大学機関で研究をするスペシャリスト!
予防会「新宿サテライトクリニック」では、無料で相談できる「デリケート専門外来」も行っています。
気になる症状がある方は、ぜひ先生に相談してみてくださいね♪




