2025年9月22日 更新

軽やかに。今、はばたく|TSUBASA(清本五月)~前編~

TSUBASA
【接客・ブランディングアドバイザー】未経験から高級風俗キャストに転身|日本三大ソープ元No. 1|PuruPuruグループ歴代No.1|電子書籍31部門にて売上No. 1|現在は引退し、一流キャストの接客術やマインドセットを発信|YouTube、note、Instagram、セミナーをメインに活動中。プライベートでは、ふたりの姉妹を育てるママ

風俗業界では、抜群の知名度を誇る清本五月さんが“TSUBASA”に改名。
TSUBASAは、本名の「つばさ」から。

【Mrs SDGs Japan 2025】という大規模なコンテストに出場することがきっかけで、長年親しんでいた源氏名から、本名を名乗ることにしたそうです。

TSUBASAさん(五月さん)といえば、現役時代は、日本三大ソープ店ナンバーワン、大手グループ歴代ナンバーワンという輝かしい実績の持ち主。

病気をきっかけに29歳で現役を引退し、今は接客・ブランディングアドバイザーとして活躍中です。

数多くの風俗講師がいるなかで、彼女が伝えるのは技術ではなく「おもてなしの極意」。
品行、品性、品格。
風俗嬢だからこそ、脱ぐこと以外で身に着けて欲しいことがたくさんあるのだそう。

講師業や、新事業の企画など、TSUBASAさんがセカンドキャリアを築いていくなかで、ずっと心に引っかかっていたのは「源氏名を背負い続けていたこと」でした。

「源氏名は、別の自分。本当の自分を隠す、かくれ蓑のようなもの。
これからは、演じるのではなく、ひとりの人間として、役に立ちたい。自分磨きをしていきたい」――。

TSUBASAさんの強い決意を感じたインタビューとなりました。

清本五月から”TSUBASA”へ。きっかけはひとつのコンテスト。

私が、10年以上親しんだ清本五月からTSUBASAに改名したのは、2025年8月。
【Mrs SDGs Japan 2025】への出場がきっかけでした。

【Mrs SDGs Japan】とは
「女性の力でSDGs(持続可能な開発目標)を広め、より早い目標達成を目指す」ことをコンセプトとした日本のミセスコンテスト。
この大会は、女性が幸せになることで社会全体の幸福度を向上させるという理念のもと、SDGsの達成と、年齢を重ねても輝き続けたい女性たちをプロデュースし、応援することを目的としています。

私は、風俗業界に入るずっと以前から自分に自信がなく、常にコンプレックスのかたまりでした。

そんな私が源氏名を名乗ることは、別人として生きることが許されたような、そんな気持ちになれて、すごく名乗り心地がよかった。

でも、やっぱりどこかずっと後ろめたかったんです。

今は、現役を卒業し、セカンドキャリアを歩み、母にもなった。

私はいつまで清本五月を演じるのだろうか…。

そんな時【Mrs SDGs Japan】の存在を知り、自分と向き合う最初で最後の機会だと直感的に感じました。

ひとりの人間として、ひとりの女性としての魅力を磨きたい。輝きたい

そんな思いを胸にこの大会に臨んだんです。

大会出場にあたり、風俗嬢だった過去、今も風俗業界に関わっていること、全て運営側にお伝えしたうえで、公平にチャンスを与えてくださいました。

東京大会では、トップ3に選んでいただき、さらに日本大会へ出場が決定。

大きな舞台で、大きな声を出すこと、自分の意見を自分の声で伝えること、背筋を伸ばし堂々と振る舞うこと…。
自分にとって苦手なことばかりで、挑戦の連続でした。

そんな私が檀上で名前を呼ばれたことで、弱かった過去ですら愛おしく思えたし、また”誰しもがいつからでも輝ける“ということを、自分自身に証明できた気がします。

もちろん風俗という職業が、否定されずに受け入れてもらえたことも嬉しかった。

新しく生まれ変わった、本当の私
これからは“TSUBASA”として、私のオピニオンを届けていきたいと思っています。

日本三大ソープ店に入店するも地雷嬢だった新人時代

元々フラワーアレンジに興味があり、ブライダルの専門学校に通っていたんです。
お花屋さんに就職したのですが希望していたブライダル部門には携われず、すぐに辞めてしまいました。

多額の奨学金を返済せねばならず、当時住んでいた「滋賀」「高収入」で検索。

雄琴が日本屈指のソープ街であること、そして雄琴には、日本三大高級ソープと呼ばれる名高いお店があることを知り、迷わず応募をしました。

どうせやるならトップの店で働いてみたくて。
21歳の時ですね。

ただ、面接では一度断られたんですよ。

「顔も人並み、胸も小さい。人と比べて秀でるものがないから、系列の中級店に行ってもらいます」と言われました(笑)

そこまで言われて、逆に食い下がりましたよ。
「ここで働けないなら、やらないです!」って。

面と向かって全てを否定されたことが悔しかったんですね。

で、晴れて入店を勝ち取りました(笑)
おっとりしているように見えますが、元々気は強いんだと思います。

すぐに売れっ子になれたわけではなく、最初は地雷嬢でした。

お客様にも、なるべく接近したくないって思っていたくらい。

お喋りが好きだというお客様がいたので、120分間ずっと喋ってもらったらクレームになったこともありました。

本当に最低な風俗嬢でした(苦笑)

プロとして「プロフェッショナルを見せない接客」を。

地雷嬢だった私は、今のままではいけないと気持ちを改め、自分なりに工夫をしていきました。

色っぽく見える所作や、お客様を喜ばせるネクタイの締め方、靴の履かせ方。
高級店として当然の接客ですが、どうしても「お仕事感」が出てしまいがち。

プロではあるけれど、プレイではプロであることを感じさせない。いかに恋人のように接することができるかが、距離を縮めるポイントなんです。

例えば、ソープの泡。みんなボウルの中で手際よく泡を作りますけど、それって風俗嬢のテクニック。お仕事感が出てしまいますよね。

泡を作るのも、大きな泡立てネットやスポンジを使って、遊ぶように。

そうすることで、お仕事感を出さずに、一緒にバスタイムを楽しんでいる雰囲気が楽しめるんです。

お仕事感を出さないプロの接客」を追求していったら、数か月後にはリピートランク1位に。

その後も常時ランカーの座をキープ

仕事が大好き、そして仕事に誇りを持っていました。

しかし、ある時ガラガラとメンタルが壊れてしまったんです。

理由は匿名掲示板

私の活躍を快く思っていない人もたくさんいたと思います。

そこに書かれていた誹謗中傷の数々に耐え切れなくなってしまったのです。

1か月お店を休みんだところで、退店を決意。

すると当時の部長が『プルプルプレミアム』というお店を紹介してくれたんです。
大手「PuruPuruグループ」の高級店。

面接の機会を設けていただき、晴れて入店。
風俗のスタッフもお店の移籍が多く、顔をつないでくれた形でした。

子宮の病気が発覚。現役から店舗の運営へ

その間、実は私は一度目の結婚をしています。
相手は語学留学先で出会った外国籍の男性。
25歳で一度、英語の短期留学に行ったんですよ。思い立ったら即行動(笑)

1年間の遠距離恋愛の末、結婚。彼は日本にやってきました。
私が稼ぎ、彼は主夫。私が養う覚悟で結婚しましたから(笑)

最初はソープで働いていることは隠していましたが、バレてしまい、そこからふたりの関係はぎくしゃく。辞めて欲しいと言われても、辞められない。辞めたくない。

華やかな表舞台とは裏腹に、家庭は険悪でしたね。

『プルプルプレミアム』では、姫予約は受け付けず、お店の電話のみ。
1週間前の予約開始と同時に完売するまでになり、グループ歴代ナンバーワンの称号をいただくことができました。

しかし、順風満帆だった29歳の時、「高度異形成」という病気が見つかりました。

医師のお客様から「子宮がんの健診は受けたほうがいい」とアドバイスを受け、なんとなく検査に行ったら発覚。

それが恐ろしいことに、何の自覚症状もなかったんですよ。

子宮頸がんの一歩手前で、手術が必要な病気。

まさか自分が、というショックで泣きました。
とはいえ、早期発見できたのは本当に不幸中の幸いでしたね。

これを読んでいる方も、風俗で働いているのであれば子宮の病気には注意をしてほしい
過信せず、しっかり検査をしていただきたい、と切に願います。

病気をしたこともあり、30歳という年齢を控え、セカンドキャリアについて真剣に考えました。

そんな時、お店から「店長にならないか」と声をかけてもらったんです。

プレイヤーからお店の運営へ
長かった現役を引退し、女の子を裏方からサポートをするお仕事を選択。

すれ違ったままだった彼との結婚生活にもピリオドを打ちました。

自分が選んできた道に、ひとつの未練もない後悔もない

私のセカンドキャリアがスタートしたのです。

後編へ続く。

サポータープロフィール

みやねぇ

みやねぇ

  • みっけStory編集部

風俗キャストをサポートするWebマガジン「みっけStory」編集長。生粋の江戸っ子で、情にもろいタイプ。路上で拾ったじいさん猫が宝物(→18歳で昨年天国へ…)。お酒と美味しいパンは正義♡趣味はマラソンと阿波おどり。ともに歴12年。最近は筋トレにハマってます。三角筋と大円筋好き♡

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